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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代の女優④「ジャクリーン・ビセット」</span>


劇場で見た映画の最初の女優がジャクリーン・ビセットだった。
それだけに印象が強いです。

劇場で見た最初の映画は「ブリット」(1969)で、ブリット(スティーブ・マックィーン)刑事の若い
奥さん役だった。黒い髪、濡れたような瞳。日本人好みのようなルックスですね(爆)。

映画では、ブリット刑事が、仕事柄、留守にすることが多く、孤独感のあふれた役柄。




ビセットは、「いつも二人で」(1966)「007カジノ・ロワイヤル」(1966)などに出ていたが、
1967年の「甘い暴走」で、主演スターとなり、「ブリット」で、人気が不動になった。当時の映画雑誌
の表紙も飾っていました。

印象に残るのは「大空港」(1970)「ロイビーン」(1972)「アメリカの夜」(1974、仏、
トリフォー監督)など。「アメリカの夜」では、トリフォー監督が、劇中でビセットに
演技指導する風景もあった。この映画は、アカデミー賞外国語映画賞を獲得した。

映画の原題は、英語ではDay for Nightで、カメラのレンズに特殊なフィルターをかけて、
夜のシーンを昼間に撮る「擬似夜景」のこと。

ハリウッドから広まった撮影スタイルであるため、こう呼ばれた。機材やフィルムの感度が上がって
夜間撮影が難しいものではなくなった現在では、この撮影方法はほとんど使われないようだ。

主な出演作品:
「ナック」 The Nack…and how to get it(1965)
「袋小路」 Cul-De-Sac (1965)
「謀略都市」 The Cape Town Affair (1967)
007 カジノ・ロワイヤル」 Casino Royale (1967) ★★
「いつも2人で」 Two for the Road (1967) ★★
「刑事(デカ)」 The Detective (1968)
「甘い暴走」 The Sweet Ride (1968)
「ブリット」 Bullitt (1968) ☆☆☆☆
「経験」 The First Time (1969)
大空港」 Airport (1970) ☆☆☆☆

映画「大空港」

「クリスチーヌの性愛記」 The Grasshopper (1970) ★★(タイトル考えてくれませんか!泣)
「さらば青春の日」 Believe in Me (1971)
「シークレット」 Secret (1971)
「ロイビーン」 The Life and Times of Judge Roy Bean (1972) ☆☆☆
「おかしなおかしな大泥棒」 The Thief Who Came to Dinner (1973) ★★
「映画に愛をこめて アメリカの夜」 La Nuit Américaine (1973) ☆☆☆☆


「おかしなおかしな大冒険」 Le Magnifique (1973) ★★
オリエント急行殺人事件」 Murder on the Orient Express (1974) ☆☆☆
「セント・アイブス」 ST. Ives (1976)
ザ・ディープ」 The Deep (1977) ★★
「愛はエーゲ海に燃ゆ」 The Greek Tycoon (1978)
「料理長殿、ご用心」 Who Is Killing the Great Chefs of Europe? (1978)
「世界崩壊の序曲」 When Time Ran Out... (1980)
「インチョン」(日本未公開) Inchon (1981)
「ベストフレンズ」 Rich and Famous (1977)
「恋のスクランブル」 Class (1983)
「火山のもとで」 Under the Volcano (1984)
「ベルリンは夜」 Forbidden (1985)
「ハイシーズン」 High Season (1987)
「蘭の女」 Wild Orchid (1990)
「彼はメイド・イン・パリ」The Maid (1991)
「クライムブローカー/仮面の誘惑」 CrimeBroker (1993)
「メランコリー」 Les Marmottes (1993)
「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」 La Cérémonie (1995)
娼婦ベロニカ」 Dangerous Beauty (1998)
「ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日」 New Year's Day (2001)
「ドミノ」 Domino (2005)
Vivaldi」 (2008)