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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">&#039;00年代(74)「リクルート」(2004)</span>


リクルート」(原題:The Recruit)。
就職雑誌の話ではなく、米国のCIAの内部を描いた話。

CIAの訓練生の教官を演じたアル・パチーノが、ひげを蓄え、CIAの内部の人間なのか、
敵か味方かわからないような役柄をうまく演じていた。訓練を受ける若きエリートに
コリン・ファレルが扮した。コリンは、「マイノリティ・レポート」「アレキサンダー
などで知られる。




こんな話:

名門工科大の学生、ジェームズ(コリン・ファレル)は、CIAの首席教官であるバーク(アル・パチーノ)にリクルートされる。ジェームズは、父の死の謎がCIAにあることを知り、この申し出を受けた。

特別施設に集められたジェームズたちは、過酷な現場訓練と心理操作を叩き込まれていく。
やがて彼は、訓練生のレイラと心を通わせるが、バークの仕組んだ拷問に屈したため訓練から外された。

これは、ジェームズを秘密工作員に仕立てる偽装だった。

そして最初の任務は、二重スパイの容疑がかかるレイラの監視だった・・・。

誰が敵で、誰が味方かわからない展開の中で、ベテランの風格で隙なく行動していくアル・パチーノが惑わされながらも鋭い勘を発揮していくコリン・ファレルという図式が興味深かった。知られざるCIAのインサイドストーリーで、リアリティがあった。

女優では、「コヨーテ・アグリー」(2000年) 「アイ,ロボット」(2004年) 「ロード・オブ・ウォー」(2005年) などに出演しているブリジット・モイナハンが、いい味を出していた。


映画は、見て損はなし(★★)。
(DVDで十分)