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<span itemprop="headline">盛り上がらない自民・総裁選: 消化試合?</span>


       ↑「ぎゃあー、わおー、ががー、ぐえー、#○△X●△■・・・」
        この人の口には、YKKの製品が必要か。(注:YKK=ファスナー、チャックの大手会社)

 テレビで、自民総裁選候補の共同会見があった。
 まったく、おとなしい雰囲気だった。
 国を変えていくぞという意気込みなど、まったくなし。
 まったく、盛り上がらない、総裁選の雲行きだ。

 曲がりなりにも2001年の総裁選では、3度目の挑戦だった小泉が、
自民党をぶっ壊す」という、強烈なキャッチフレーズのわかりやすい
 表現で、拍手喝采だったが、今は、なんという様変わりか。

 有力候補に対して、対抗馬と見られた人が辞退し、圧勝が目に見えている
 のが最大の要因だ。野球で優勝が決まった後、残り試合をこなすだけの
 消化試合となっている。

 自民党の総裁は、今では、一国の総理。
 アメリカの大統領選が、何年もかけて、政策と存在をアピールしていくのと
 比べると、日本の総理というのは、そんなに「軽かったのか」
 と思ってしまう。

 二大政党が望まれる日本で、百戦錬磨の民主・小沢から見たら、
 今の自民候補はなんとも小粒な印象がする。

 そこで、あの(田中)真紀子節の登場だ。

 安倍さんがなったら・・・
 
 「文書課長がいきなり代表取締役になるようなもの」
 
 というのも、まんざら的外れではないかも知れない。人気商売のお笑いの世界とは
 違うのだから。いくら正直にとは言え、消費税を10%に上げる
 と言っている候補もいるようで、いずれにしても、国民不在の選挙になりそうだ。