米大ヒットドラマ「24 TWENTY FOUR」を唐沢寿明主演で日本版リメイクが決まったからというわけではないが、昨日から「24 TWENTY FOUR」第1シーズン(全24話)を見始めた。1話~5話まで一気に見た。
大統領選挙予備選までの24時間が1話(午前1時~2時、午前2時~3時のように)ごとに1時間のストーリーがリアルタイムで描かれるという緊迫感がある。
胸が苦しくなるほど緊迫したスリリングな展開で引き込まれた。主人公ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)がCTU(テロ対策ユニット)のスタッフとして戦う姿を描いている。高潔な人格者かというとそうでもなく、時には手段を択ばない荒っぽさも見せ、周りと衝突も多い。殺害した犯人の身元を確認するために、指を切断して指紋を取る!のだ。
テレビ朝日系ドラマ「24 JAPAN」(毎週金曜23時15分~、全24話)が、10月9日より放送スタートする。テレビ朝日が20世紀FOXとタッグを組んで制作した。米ドラマ「24 TWENTY FOUR」シーズン1をベースに、“日本初の女性総理”誕生へ期待が高まる総選挙当日の24時間をリアルタイムで描くサスペンス。
米国オリジナルは、黒人初の大統領誕生かという予備選挙の前夜の24時間のストーリー。テロリストと誘拐、組織内の内通者などとの虚実入り乱れた展開が見どころ。ドラマでは、その後、黒人大統領が誕生し、現実にアメリカではこのシリーズが放送されている間(2001年~2010年=シーズン8)にオバマ大統領(2009~2017)が誕生している。日本版は、初の女性首相の誕生を描いているが、日本で将来女性総理は誕生するのか。
それにしても、なぜ、夜中の11時15分からの放送なのか!(笑)。DVD発売のためのオマケの放送か?(笑)。低視聴率の理由付けができるからか。
日本版のストーリー:
CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班に所属する主人公・獅堂現馬(しどう・げんば:唐沢寿明)が、女性総理候補・朝倉麗(あさくら・うらら:仲間由紀恵)の暗殺計画を阻止する極秘任務に挑む。
CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班の班長。危険を顧みず任務を遂行する一方、状況次第では踏み止まることの大切さも知っている。
良識のある優秀な人物だが、正義のために大胆な選択をとることも。私生活ではかつて夫婦間に“ある問題”を抱え、一時は妻(木村多江)と別居していた。一人娘とは良好な関係を築いている。
■木村多江:現馬の妻。一時は“ある問題”から別居していたが、現在は再び良好な夫婦関係を取り戻している。一方、別居の理由を知らない娘・美有からは口も利いてもらえず、ギスギスした関係に心を痛めている。
■仲間由紀恵:「民生党」党首。国民からの支持も厚く、日本初の女性総理候補として期待されている。慎重で聡明、剣道もたしなんでいた文武両道の女性。息子と娘を持つ母親でもある。夫と二人三脚で政治活動を行っている。人間関係を大切にし、権力に屈しないクリーンなイメージが強いが、“裏の顔”もある。
■栗山千明:CTU第1支部A班チーフ。ポーカーフェイス。冷静かつ毅然と対処するクールビューティー。現馬から信頼されている。総理候補暗殺計画を阻止する極秘任務にあたる中、裏で単独捜査を進める現馬に協力する。過去に現馬とは、ある個人的な事情を共有していたらしい。
ほかにも、ドラマ「半沢直樹」(シーズン2)でも注目された筒井道隆のほか、村上弘明、佐野史郎、でんでん、といった演技派俳優が出演している。
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オリジナルの24話(第1シーズン)だけは、駆け足で見ておきたい。
そういえば、今年の3月の記事で、日本版の放送を前にオリジナルも見ておきたいと書いていた。