きょう「AGI」という言葉を初めて知った。
【記録のために記事を書く】
半年後、1年後には、新聞や雑誌で「AGI」という言葉が日常的に使われるようになるはず。AGI? 味の素?
おぉ、そういえば、fpdがいつだったか記事にしていたな…と(笑)。その日が来ることを楽しみにしながら…。
・・・
昔、漢字の会社名だったのが、海外で使っていたアルファベットのブランドが浸透して、それを社名に変更したという会社は枚挙にいとまがないです。
例えばテレビコマーシャルで、社名変更した「AGC」をアピールするのに広瀬すずを使っタCMが一時期ガンガン流れたことがあった。それは過去の社名が古臭いアナログ的な名前だったからかもしれない。
1907年に会社が設立された旭硝子は、100年以上の時を経て、2018年に旭硝子株式会社からAGC株式会社に社名を変更した。
「ガラスだけを作っている会社じゃないよ。素材の会社だよ」ということをアピールしたのが広瀬すずのCMだった。
凸版印刷株式会社もこの10月1日付で「TOPPANホールディングス」を新社名とした。社名変更は1900(明治33)年の設立以来初めてとなる。
大泉洋のCM「凸版って、印刷の会社と思っていません?」というCMがある。社名からくるイメージは強いので「印刷の会社じゃないです」を打ち出すための新社名変更だが、突破(TOPPA)する会社ということで、元の社名へのこだわりを残した(笑)。
前置きはこれくらいで、「AGI」ということばを今日初めて聞いた。会社名とは全く関係なく、「AI」の先にあるAI進化系の言葉だった。
今では、だれもが「AI」(人工知能)という言葉を知っているが「AGI」という言葉を公に初めて使ったのがソフトバンクの孫正義社長だ。
ソフトバンクの孫社長の数日前のプレゼンテーションで「AGIを聞いたことがあるか?」の質問で「知らない。聞いたことがない」が95%以上だった。
「AGIは10年以内に実現する」と孫社長は声高に語っていた。
A=Artitificial G=General I=Intelligence
孫社長によると、Chat GPT(GPT-4)を毎日の生活で活用している人は、まだ数%というが、使っていないと「ヤバいよ」と語っている。それは、猿が、電気や自動車を使わないで、人類と大きな差がついてしまったことに等しいというのだ(笑)。
AIは、すでに医療免許試験に合格、司法試験にも合格するという知能を持っているという。当初は、AIと言ってもそれをコントロールするのは人間でしょ、人間を追い越すはずがないといわれていたが、とんでもないという。
「生成AI」は、自ら「学習」して「推論」することができるので、画像を認識し、自転車の写真を見せると、不具合などがあった場合に、どの道具を使って修理すればいいかなど整備工並みの知識を持っているという。
AGIになると、役割はチャット(対話コミュニケーション)だけでなく、人間の目、耳、口、手足、触感の役割を果たせるという。
AGIは、10年以内に、全人類の叡智の10倍の知識を持つことになるというのが孫さんの持論。20年後には、人類の10,000倍の能力を持つことになり、その時は「AGI」から「ASI=Artificial Super Intelligence」になって、これを活用するか、取り残されるかで、「金魚(abcもわからない)」になりたいか、進化したいか…と問いかけていた。
1989年ごろには、世界の大企業のトップ10のうち8社は日本企業だった。
現在では、トップ10の大半がアメリカの企業ですべてがネット関連企業。
40数年前に孫さんが、ミカン箱の上に立って、アルバイトなど3人の社員を前に「わしゃ、日本一の会社を作るんや」と宣言したときに社員たちは、このおっさんは何言うとんねん、とすぐに辞めたそう。
その後、パソコンのソフトウエアの卸会社のソフトバンクを作り、「(携帯で独占状態の)NTTドコモを負かすんや」と蟻が象に挑戦するという意気込みで、携帯の日本ヴォ―ダホンを買収し、3大キャリア(楽天を含めて現在は4社)の一角を占めるまでになった。
現在のソフトバンクのタッチポイントは、携帯だけでなく、インターネットのYahoo、LINE、PayPayなどがある。もはや、また孫さんが大風呂敷を敷いているという人はもういない(笑)。
孫さんの実業家の功績は、50年後の教科書に「平成・令和の事業家」として載ることになるのは間違いない。
【結論】
孫さんの話を聞いても「損」はない(笑)。
きょうは「そん」な話題でした。
興味のある人はこちらをどうぞ:
https://movie.blogmura.com/ranking/in
https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in