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映画「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(原題:Fast X、2023)を見る。

     

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(原題:Fast X、2023)を見る。2001年に第1作が公開されて以来、22年にわたり「ワイスピ」の愛称で人気を博してきたメガヒットシリーズの第10作目。次回作(2025年公開)が最終章になるといわれている。


本作では「トランスポーター」シリーズの実力派ルイ・ルテリエが初メガホンを取り、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)をはじめとしたお馴染みの顔ぶれが再集結。

新キャストとして、ファミリーを次々と襲う史上最狂の敵役に「アクアマン」のジェイソン・モモア、オスカー女優のブリー・ラーソンが初参戦。


このほか、シャーリーズ・セロン、リタ・モレノヘレン・ミレンといった大物女優のほか、ラストに、ノンクレジット(カメオ出演)でガル・ガドット(「ワンダ-ウーマン」)が登場したときは、うわぁぁぁ~となった(笑)。


これまでのシリーズで登場していたドウェイン・ジョンソンは、数年前からヴァン・ディーゼルとの確執が伝えられていたが、“オレたちは兄弟のようなもの”と和解したようで、今回はカメオ出演でワンカット出ている。

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(ストーリー)
ドミニク(ヴィン・ディーゼル)はレティと息子ブライアンの3人で静かに暮らしていたが、彼らの前に未だかつてないほどの破壊的な敵が現れる。

ダンテ(ジェイソン・モモア)は昔ドミニクたちがブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子であり、家族も未来も奪われた代償を払わせるため、復讐の炎を10年間燃やし続けていたのだった。


ダンテの陰謀により散り散りに仲を引き裂かれる“ファミリー”たち。そしてドミニクが愛する全ての者を奪おうとするダンテが最後に向けた矛先は…果たしてファミリーの運命は…⁈

 

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車好きにはたまらない名車がこれでもかと登場する。
ダッジ・チャージャー」は1960~70年代に誕生したアメリカン・マッスルカーの代名詞的存在で「ブリット」(1968)にも登場したが、その後継シリーズとして、ダッジ・チャージャーSRTヘルキャット レッドアイ、ダッジ・チャージャーR/T、ダッジ・チャージャーSRT-8、ダッジ・チャージャーデイトナSRTコンセプトなどが登場。

ダッジ・チャージャーといえば、シリーズのほぼ全編を通してドミニクの愛車として登場し、いわばワイルド・スピードの“顔”となっているモデルでもある。

シボレー」関連では、シボレー・インパラが、今作の宿敵として登場するダンテ(ジェイソン・モモア)の愛車として登場。また、通称”キャノンカー”と呼ばれるシボレー・エルカミーノ、シボレー・カマロZL1 1LE package、シボレー・シェベルSSも見られた。

「フォード」では、フォード・フェアレーン、「ブリット」で有名になったフォード・マスタングのシリーズであるフォード・マスタングFox(3代目)、フォード・マスタングGT(5代目)が銃撃戦に巻き込まれる車両として登場。

そのほか、デロリアン・アルファ5、ケンワース・W900、ピータービルト・モデル379のほか、欧州車では、アルファロメオ・2000GTV、アルファロメオ・159、シトロエン・C4、シトロエン・クサラ、マクラーレン・セナ、BMW・5シリーズE34、ミニ・カントリーマンS、ポルシェ・911(997)GT3、パガーニ・ウアイラ、「ランボ」の愛称でランボルギーニガヤルドルノー・トラックスTシリーズ、フォルクスワーゲントゥアレグなど。

アジア車では、ダットサン・240Z、ダットサン・240Z"Pandem"、トヨタ・FJクルーザー、トヨタ・プリウス、ヒョンデ(hyundai)ソナタ、キア・リオなどが、ローマのシーンで現れている。

ストーリーは特に目新しさはないが、カーチェイスの迫力と、大掛かりな車の衝突や爆破のシーンは、ますますエスカレートしている。大画面向きの映画ではある。

高級車が次々に破壊されるのはいつものことだが、ヘリ2機で車を宙づりにするなどのシーンまで登場して驚かされる。美貌を誇るシャーリーズ・セロンの痛快アクションが見られるだけでも価値がある。

             シャーリーズ・セロン

          リタ・モレノ(右)(ドミニクの祖母役)

              ヘレン・ミレン(左)

※「U-NEXT」で鑑賞。

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