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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「カレとカノジョの確率」(原題:LOVE AT FIRST SIGHT、2023)を見る。

カレとカノジョの確率」(原題:LOVE AT FIRST SIGHT、2023)を見る。原作はジェニファー・E・スミス著小説「The Statistical Probability of Love at First Sight」。副題が「一目で恋に落ちる確率」。

典型的なロマ・コメで、似たような作品は1,000本くらいあるとネットにあった。

タイトルは一目ぼれの意味だが、空港で偶然出会った若い男女が、飛行機の機内だけで話をして、互いに惹かれるが、8時間後の空港到着後、連絡先を交換せずに別れた後、再び会える確率は…が展開される。

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クリスマスが迫った12月20日、その日は最悪だった。20歳のハドリーヘイリー・ルー・リチャードソンは空港へ駆けつけたが、わずか4分遅れでロンドン行きの飛行機に乗り遅れてしまう。


仕方なく次の便を予約したが、父親の結婚式には時間ギリギリになってしまう。さらに、携帯はバッテリー切れだった。ハドリーはため息をつくしかない。


ハドリーが空港で時間を潰している間に、オリバー(ベン・ハーディ)という親切な青年に出会った。オリバーはイギリス人で、ロンドンに帰省するところだという。


飛行機は、偶然にも、シートベルトの故障で、席を移動したところがハドリーと隣り合わせの席だった。

明るいがそそっかしいアメリカ人のハドリーと、数学オタクのイギリス人のオリバー。飛行機の中で2人の距離はぐっと近づくが、空港に着いたときに、イギリス人と外国籍の入国が別々だったため、離れ離れになる。


再び2人が会える確率はほとんど0だが…。

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数学、数字オタクのイギリス人オリバーは、何でもかんでも数字に置き換えてしまう、頭ガチガチの人物。


一方、父親(ロブ・ディレイニーが再婚するというので、それまで距離があった父との関係が、父親の再婚相手が性格がよく、父親との関係も好転していくさまが描かれる。父親、再婚相手の女性が、とにかくまじめでいい人(笑)。

オリバーが、ロンドンに帰省する目的は「母親の見送りパーティ」のためと聞いていて、場所だけはわかっていたので、実父の結婚式の途中で退席して、オリバーのところへ向かうのだが…。


「見送りパーティ」というのが実は、がんで余命いくばくもない母親の生前見送りパーティだったということが判明する。オリバーはハドリーが駆け付けたことに驚くが、ハドリーは、場違いな場所に来たと思い、父親の結婚式に戻ってしまう。


果たして…。
たいていハッピーエンドで終わり、この映画も例外ではなかった。90分程度で気楽に見られるのがいい。

 

主演のハドリーを演じるヘイリー・ルー・リチャードソンM・ナイト・シャマラン監督のスリラー映画「スプリット」などで知られる女優。

父親役のロブ・ディレイニーは、スタンダップ・コメディアンとしても知られ、映画では「デッドプール2」「ワイルド・スピードスーパーコンボ」「スキャンダル」「ミッション・インポッシブル/デッドレコニングPart One」などに出演している。

 

※「Netflix」で鑑賞。

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