第95回アカデミー賞にて作品賞・監督賞・主演女優賞など6部門にノミネートされた映画「TAR/ター」の日本公開日が5月12日(金)に決定した。受賞は逃したもののケイト・ブランシェット史上最高の演技と称賛されている作品。
「TAR」のトッド・フィールド監督は、ケイト・ブランシェットは「総括的に全体を見ている」とその“凄さ”を語っている。
フィールド監督が「唯一無二のアーティスト、ケイト・ブランシェットに向けて書いた」と語る本作は、絶対的な権力を振りかざす天才指揮者リディア・ターの物語。
音楽界の頂点に上りつめたターだったが、襲いかかる重圧と仕掛けられた陰謀によって、少しずつ心の闇が暴かれていく――。
崇高なる芸術と、人間の欲望と狂気が、誰も聴いたことのない禁断の交響曲を奏でる驚愕のサイコスリラー。
ケイト・ブランシェットは今回で8回目のアカデミー賞ノミネート。ヴェネチア国際映画祭女優賞、全米・NY・LAの批評家協会賞と名立たる賞を受賞していた。
「ブルージャスミン」「アビエイター」で2度のアカデミー賞を受賞。惜しくも3度目のアカデミー賞受賞にはならなかったが、ぜひ劇場で早く”見ター(TAR)”い映画。