Bunkamuraル・シネマでは、6月17日、フランスを代表する名優ジャン=ルイ・トランティニャンが91歳で逝去したことを受け、急遽7月1日(金)から「追悼上映 ジャン=ルイ・トランティニャン」を開催する。
上映されるのは、アカデミー賞で監督賞、脚本賞、撮影賞の三部門ノミネートを果たし、ル・シネマでの封切り当時にも絶大な人気を誇った、クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール/赤の愛」(1994)、そして不朽の名作「男と女」(1966)のスタッフ&キャストが再結集した続編で、ジャン=ルイ・トランティニャンの遺作となった「男と女 人生最良の日々」(2019)の二本。
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「追悼上映 ジャン=ルイ・トランティニャン」
<上映作品・スケジュール>
「トリコロール/赤の愛」
◆7/1(金)~7/7(木)特別上映、19:35~(終)21:30
「男と女 人生最良の日々」
◆7/8(金)~7/14(木)特別上映、12:35~(終)14:20
[料金] 各¥1,200均一(税込)
※特別興行につき各種割引、サービスデー対象外
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『トリコロール/赤の愛』 Trois couleurs: Rouge
監督:クシシュトフ・キェシロフスキ 出演:イレーヌ・ジャコブ、ジャン=ルイ・トランティニャン、フレデリック・フェデル
1994年/99分/BD 配給:松竹
©1994 MK2 Productions / France 3 cinema / CAB Productions / Film studio TOR
大学に通う傍らモデルとしても活動するバランティーヌは、車で犬をはねてしまう。首輪を頼りに訪ねた住所で、盗聴が趣味の孤独な元判事に出会う。
心を閉ざす元判事は彼女の優しさに触れ、やがてふたりは互いの孤独を感じ合い、心を開く。
ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督による「トリコロール三部作」の最終章にして、監督の遺作となった永遠の一作。三部作の最後にふさわしいテーマは“博愛<すべてを包み込む、無垢な愛>”。
『男と女 人生最良の日々』 Les plus belles années d'une vie
監督:クロード・ルルーシュ 出演:アヌーク・エーメ、ジャン=ルイ・トランティニャン、モニカ・ベルッチ
2019年/90分/DCP 配給:ツイン
©2019 Les Films 13 - Davis Films - France 2 Cinéma
記憶を失いかけている元レーシング・ドライバーの男ジャン・ルイは、過去と現在が混濁するなかでもかつて愛した女性アンヌのことだけを追い求め続けていた。
そんな父親の姿を見た息子は、アンヌを探し出し、ふたりを再会させることを決意する。長い年月が過ぎたいま、アンヌとジャン・ルイの物語が思い出の場所からまた始まろうとしていた…。
恋愛映画の金字塔「男と女」から50年以上の時を経て、同じキャスト・スタッフが再集結するという奇跡が実現。ジャン=ルイ・トランティニャンの遺作となった。
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