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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(原題:No Time to Die、2021)を見る。

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(原題:No Time to Die、2021)を今日初回(9:50)にTOHOシネマズ日比谷でみた。久しぶりに劇場で観る「007」はオープニングからワクワクさせられた。「遅い!?」

カーチェイス、銃撃戦、激しいアクションには、いくらタフな俳優でも怪我もつきもの。ダニエル・クレイグもこの映画の撮影時に50代に突入(1968年3月生まれ)。バイクで走るシーンなどは往年のスティーブ・マックィーンと重なって見えた。

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James Bond will come back」(ボンドはまた帰ってくる)というメッセーが最後にあった。シリーズ第25弾でダニエル・クレイグがボンドを演じる最終作となった「007」だが、クレイグに変わって新ボンドのシリーズが続くことを宣言している。「あの」ラストシーンで、どうやってという疑問は残るが・・・。

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今回の配役では、前作「007 スペクター」(2015)から引き続きマドレーヌ(レア・セドゥ)、M(レイフ・ファインズ)、Q(ベン・ウィショー)、マネーペニー(ナオミ・ハリス)が出演しているほか、“最恐の敵”としてサフィン(ラミ・マレック)が登場する。

このほか、ボンドの宿敵ブロフェルドのクリストフ・ヴァルツのほか、CIA諜報員フェリックス(ジェフリー・ライト、CIAの新人エージェント、パロマアナ・デ・アルマス)、さらに黒人女性ノーミ(ラシャーナ・リンチ)の新「007」襲名による登場は、ダイバーシティ(年齢、性別、人種、宗教を差別しない取り組み)ということが製作サイドで明かされているようだ。

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タイトルが出る前にしばらくひとつの物語が語られる。それはマドレーヌの不幸な子供時代のエピソードだ。大人になったマドレーヌとボンドは恋に落ちるが、あるとき、別離が訪れる。列車での別れは、あの「ひまわり」のよう。

それから五年。マドレーヌとボンドが再会する。

マドレーヌには「秘密」があるという。ボンドが秘密を明らかにすれば、マドレーヌも、秘密を明かすというのだが、マドレーヌの秘密とは・・・。

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アクションに次ぐアクションの連続で、車と銃がみどころ。防弾仕様の窓ガラスに次々に打ち込まれる銃弾の痕が増え続ける緊迫感もすごい。

高級車も6台登場し、中には、車が回転しながら、周りを取り囲んでいた車に向かって回転銃をぶっぱなすシーンは圧巻。新人エージェントのパロマの蹴りなどのアクションもかっこいい。

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クリストフ・ヴァルツは、収監中で、風貌はレクター博士のよう。ついに非業の最期を遂げた。

エンディングにかかる音楽は「女王陛下の007」のルイ・アームストロングの曲「愛はすべてを超えて」(懐かしい!)。映画自体が「女王陛下の〜」へのオマージュの色合いも強かった。

そして、マドレーヌ(レア・セドゥ)の娘マチルダの目の色は「ブルー」だった!(泣かせる)。

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これで、MMK(まだ・見ないの・か)という再三のクレームから解放される(笑)。

TOHOシネマズ日比谷で初めて映画を見た(スクリーン1)が、座席の傾斜が急で前方が塞がれないので見やすかった。音楽、音響も大迫力で、こういったアクション映画は劇場で見るに限る。 Netflix一辺倒ではいけない

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いつか、クレイグ・ボンド映画5本を順番にもう一度見てみたい。