「007シリーズ」50周年記念となる第23作目の作品で、前評判の高さと海外での公開の記録などがあり、期待が大きかったが、期待を裏切らない迫力とストーリー展開に引き込まれた。画面にくぎ付けというのは、このことか。
・「スカイフォール」の意味は・・・。
・テーマ曲を声量豊かに歌うアデルの歌は・・・。
・どんなアクション、見せ場が・・・。
・007シリーズ全23作品の中での「スカイフォール」の位置づけ、進化は・・・。
・007がエージェントとして所属する「MI6」(正式にはイギリス情報局秘密情報部
(SIS)であり、軍情報部第6課のこと)のM、Qといったボンドを取り巻く人物は
誰が演じているのか・・・(ま、これは後から考えてだが)。
・ボンド・ガールは・・・。
・秘書のマニーペニーはどうなったかな・・・。
・ボンドが追う相手(敵)は・・・。
・気の利いたセリフは・・・。
などお決まりの関心はあったが、内容についての予備知識はほとんどなしで見た。
御歳77歳のデンチさんだが、なかなか
今回は、出番も多く、オモテに出ていた。
オープニングから、次から次に画面に展開される「アクション」はこれまでにない
超ド級の迫力!ダニエル・クレイグがバイクに乗って、敵を追うシーンは、クレイグがあの「大脱走」のマックィーンに二重写しに見えてくるほど(笑)。カーチェイス、列車の格闘シーン、銃撃戦、車は、あのアストン・マーチン、銃はワルサーPPK、Qから渡される”護身”用秘密兵器など、ますます磨きがかかっている。
”007は三度死ぬ”んだったっけ、と思わせるような展開も。
どれだけ製作費を使っているのかと心配になるほどの派手なシーンが連続で迫るからすごい。
東西冷戦の時代が終わって、ソ連という敵がいなくなり、機密情報のハッキングという「サイバー・テロ」や、敵が、元・Mの部下といった設定にするしかないか。登場人物の世代交代も進んでいる。前のQのイメージからすると、今度のQは、コンピューターオタクのような印象。
(2006)「007 慰めの報酬」(2008)に続き第三作目となる。「カジノロワイヤル」に出演が決まった時には、ダニエルを不安視する声が多く、バッシングすらあったというが、映画は大ヒットとなり、初代ボンドのショーン・コネリー以来の適役と評判となった。
「スカイフォール」以降も、すでにクレイグ・ボンドは、次の007シリーズにも出演が決まっている。まあ、このシリーズは、終わるまで付き合うことになりそうだ。
この映画は、劇場で見ないと、その迫力は伝わらないだろう。
最後の最後のクレジットが終わり、劇場が明るくなるまで、席で見た。
(洋画は、21日公開の「レ・ミゼラブル」で2012年収めでもいいか。笑)
ボンド役と作品名を整理すると・・・。
■ジョージ・レーゼンビー
「女王陛下の007」
「ゴールデン・アイ」「トゥモロー・ネバー・ダイ」「ワールド・イズ・ノット・イナフ」
「ダイ・アナザー・ディ」
50周年記念のおまけで ☆☆☆☆
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