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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「星の王子 ニューヨークへ行く」(原題:Coming to America、1988)を見る。

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星の王子 ニューヨークへ行く」(原題:Coming to America、1988)を見る。「今頃見た」シリーズ。主演は「ビバリーヒルズ・コップ」のエディ・マーフィ。共演は「スターウォーズ」のダース・ベーダーの声で知られるジェームズ・アール・ジョーンズ、強盗役でサミュエル・L・ジャクソンが出演。監督は「ブルース・ブラザース」「大逆転」のジョン・ランディス

マクドナルド店にそっくりなハンバーグ店「マクドゥーウエル店」が登場したり、Dottie(ダッティ)というワンコが、チャッピー(fpd家の元飼い犬)にそっくりだったり、ラストに衝(笑)撃のどんでん返しがあるラブ・コメで、後味のいい映画。エディ・マーフィーのキャラがサイコー。世話係とのバディ映画としてもおもしろい。

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豊かな自然と豊富な資源に囲まれたアフリカの王国ザムンダ。

豪華宮殿で21歳の誕生日を迎えたアキーム王子(エディ・マーフィ)。過保護な両親により、未だに何一つ自分で決断させてもらえず、父親のジョフィ・ジャファ国王(ジェームズ・アール・ジョーンズ)によって勝手に自分の花嫁を決められてしまう。

それに不満を持つ王子は「自分の伴侶は自分で見つけたい」と花嫁探しの旅に出ることを申し出る。国王はアキームの申し出を「結婚する前に女遊びがしたい」と言っていると解釈し、快く快諾する。期限は40日間だ。

アキームは世話係のセミアーセニオ・ホール)を連れニューヨークにやって来る。クイーンズ区の安アパートの一室を借りたアキームは早速、花嫁探しを始める。バーに行き、様々な女性を見るが、なかなか理想の女性を見つけられない。

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そんな中、ある慈善イベントで出会ったリサ(シャーリー・へドリー)に一目惚れをしたアキーム。セミとともにリサの父親クレオマクドゥーウェル(ジョン・エイモス)が経営する「McDOWELLマクドゥーウェル)」というハンバーガーショップで「アフリカからの留学生」として働くことにする。

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リサには父親が決めたダリル(エリク・ラ・サル)という金持ちの婚約者がいたが、リサは、誠実なアキームに次第に惹かれていくのだった。

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冒頭では、21歳の誕生日を迎えた王子の朝からの日常が描かれるが、これが抱腹絶倒に近い。とにかく自分では何もしない。側近の担当者が、歯ブラシで王子の歯を磨き、拭きとり「トイレは1度は一人で行きたい」と王子。

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父親の国王は、何でも王子の望みどおりにすると徹底してしつけられたという花嫁候補を用意していた。

王子が、その嫁候補と二人だけで話がしたいと別室へ。

王子が、好きな食べ物は?ときくと「王子様が好きなもの」。「趣味は?」ときいても「王子様が好きなこと」とまったく「自分がない」。動物のまねをさせると「キャンキャン」とモノマネをする始末。

こりゃアカン、と思った王子は、一念発起して、ニューヨークに嫁探しの旅に出ることになるというお話。

王子は自身の身分を隠して、贅沢なホテルではなく、庶民が暮らす地域に宿泊したいと、選んだのが、クイーンズ。安アパートで、あえて汚れた部屋がほしいと願いでる。アパートの1階は床屋。ここにたむろする人たちの会話も面白い。

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国王が王子の様子を訪ねてニューヨークにやってくる。ホテルがニューヨーク一の格式のある「ザ・ウォルドルフ・アストリア・ホテル」。国王ご一行を警備する地元警察などの物々しさにも笑ってしまうほど。

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この映画は、王子の身分がいつ、相手の女性リサに知られてしまうのかハラハラさせられる(笑)。

アフリカ王国の王子であることに気づいた同じ国の移住者が、王子を敬う姿を見たり、ホームレスに「小銭」として封筒(実は大金)を渡したところ、そのホームレスが喫茶店にるアキーム(王子)に、窓の外から感謝している姿を見ることになるリサ。決定打は、アフリカ国の紙幣の肖像が「王子」の顔写真だった!のがバレる(笑)。

リサの父親は、結婚相手にある程度のお金持ちのダリルと決めていたが、店の掃除のアルバイトのアキームが、王子であることを知ると、態度が一変(笑)。愛犬のダッティを使って、ダリルを追いだしてしまうのだ。

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その後、リサは、王子であることを隠していた(だましていた)のねと、アキームに別れを告げるが・・・という展開。国王の妃の理解とすばらしさなどがあって、予想外の展開へ。

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人間のドタバタを見守るダッティがよかった。

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映画に登場する「ダッティ」4連発。下から2番目などチャッピーにそっくり(笑)。

スカっとさせられるエンディングだった。