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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ナイスガイズ!」(2016)を見る。ラッセル・クロウとライアン・ゴズリングのバディ映画。

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ナイスガイズ!」(原題:The Nice Guys、2016)を見る。ラッセル・クロウライアン・ゴズリングが凸凹コンビを組んで大暴れする痛快バディ・ムービー

1970年代のロサンゼルスを舞台に、冴えない私立探偵が、ひょんなことから乱暴男の人捜しを手伝うハメになり、いつしか巨大な陰謀に巻き込まれていくさまがコメディタッチでで描かれる。

ラッセル・クロウと「L.A.コンフィデンシャル」で共演しているキム・ベイシンガーが政府高官(司法省)役で出演している。ライアン・コズリングは、この年、アカデミー賞を席巻した「ラ・ラ・ランド」(2016)に出演している。また、ノンクレジットで、ロバート・ダウニーJr.カメオ出演している。

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妻に先立たれシングルファーザーとなった私立探偵マーチ(ライアン・ゴスリング)は酒浸りの毎日。13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)からは“一生幸せになれない男”との烙印を押されている。

そのマーチを訪ねてきたのは腕力でもめ事を解決する示談屋のヒーリー(ラッセル・クロウ)。アメリア(マーガレット・クアリー)という娘の依頼で、彼女を探さないようマーチを脅しに来たのだ。実はマーチは、別の依頼人からアメリアを探していた。

だがマーチをボコボコにして自宅に戻ったヒーリーは、アメリアを探す2人組の男に襲われる。仕掛けと機転で難を逃れたヒーリーは再びマーチの家に舞い戻り、400ドルの前金で強引にアメリアを探す相棒にマーチを指名する。

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こうしてアメリアの捜索を始める2人だが、アメリアの彼氏が最近死んだことを知り疑念を抱く。

証拠を追うとアメリアは一本のポルノ映画に関わっていたらしい。その映画の製作者シド(ノンクレジット:ロバート・ダウニーJr.)の豪邸でのパーティーに潜り込み調査を続けるうち、シドの死体も発見される。

どうやらアメリアは自動車業界と政府の癒着を暴くため、その証拠をポルノ映画に仕込んでいたことが判明する。この自動車産業と癒着していたのが司法省の高官ジュディス・カットナー(キム・ベイシンガー)だった。この癒着を暴こうとして運動を起こしていたのがジュディスの娘のアメリアだった。

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アメリアが出演している映画のフイルムを手に入れて処分しようとして、2人組の殺し屋を使ってアメリアを探させていたのだった。

マーチとヒーリー、そしてホリーは殺し屋たちに追われながらも事件を解決しようと奔走する。

ジュディスは結局逮捕される。自分が逮捕されても自動車産業は絶対に潰せないこと、本心は娘を救いたかったことをマーチらに告げて連行される。
後日、事件に関わった自動車メーカーの職員らは全員証拠不十分で無罪放免になりジュディスの言う通り状況は何も変わらなかった。
マーチとヒーリーは厳しい現実に落胆しつつも前向きに捉え「ナイスガイズ探偵社」を興し祝杯を挙げた。

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舞台は1977年ということで、アメリカの自動車産業デトロイトを中心に、いわゆるビッグ3(GM、フォード、クライスラー)が中心となっていた。この自動車産業と癒着して暗躍していたのが政府の高官ジュディス・カットナー(キム・ベイシンガー)で、ベイシンガーは出演時間は少ないが存在感がある。

この時代の後の1980年代以降になると、ビッグ3は衰退して、日本車がアメリカ市場で席巻するようになる。「あと5年もすれば、自動運転になる」というセリフがあった。将来を見据えたセリフを付け加えたものと思われる。