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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「セレニティ:平穏の海」(2019)を見た。マシュー・マコノフィー、アン・ハサウエイ共演。

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セレニティ:平穏の海」(2019)を見た。主演はマシュー・マコノフィーアン・ハサウエイという「インターステラー」の主演コンビ。ダイアン・レインも出演しているNetflix映画ということで、どんでん返しもあるということだったので期待してみたら…。

レビューで酷評の嵐であることを知り、納得。ネトフリも俳優が良くても失敗作があるを実証。ヒット、ホームラン、二塁打などに慣れてきたので、たまには三球三振もあるということか。アイデア自体は悪くないので、見てまるっきり損ということはなかったが(笑)。★★(1つおまけ)。 

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カリブ海の島で釣り船(船の名前が「セレニティ」(静けさの意味)の船長をして穏やかに暮らすベイカー(マシュー・マコノヒー)。ベイカーは「奴」と名付ける大物の「マグロ」を追いかけている。独り身のベイカーは、時々船着場の娼婦(ダイアン・レーン)を相手にしていた。

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ある日、突然美しい元妻カレン(アン・ハサウェイ)がベイカーの前に現れる。ベイカーは、過去のジョンという名前を捨ててベイカーとなって新しい生活をしていたが、なぜ居場所がわかったのかと聞いた。カレンは、Facebookで、友達をたどったら写真につき当たったというのだ。

イカーとカレンの間には一人息子パトリックがいたが、パトリックが3歳くらいの時に離婚。その後、カレンはパトリックを連れて、金持ちフランク(ジェイソン・クラーク)という男と再婚したが、フランクがDV男だという。

イカーにしてみれば、そんなの今更、知らんだが、カレンは10万ドル(約1,000万円)で、フランクを釣りに行くと見せかけ、沖に連れ出して殺して欲しいという驚愕の依頼をしてきたのだ。

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イカーは、元妻の頼みを受け入れるのか・・・。衝撃の結末とは…?といったストーリー。

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息子のパトリックは、10歳半ばになっているが、義理の父とソリが合わず、母とともに虐待を受けていた。パトリックは部屋にひきこもり、コンピューター画面に向かったまま、何かのゲームに熱中している。

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やがて、物語はオセロゲームのように全てがひっくり返る事態になるが、終わり方が、イマイチだった。マシュー・マコノヒーはさすが。ダイアン・レインなどはわずかな登場で、もったいないキャスティング。アン・ハサウエイは、黒髪から金髪で登場しているが、美貌が光る。

 

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(以下、ネタバレ)反転にしてあります。観る予定の人はスルーしてください。

カレンの夫は、実はジョンといい、息子パトリックを残して、戦争で死んでいたのだ。義父に暴力を受けたりしていたことから、ベイカーという船長も、義父の殺人計画もすべてコンピューターのゲームの世界でありパトリックが全て作り上げたものだった…というオチがついている。想像の世界と、現実の世界とが入り混じっているので、ややわかりにくい。