「白い巨塔」は1966年に映画化されて以来、度々テレビドラマ化もしてきた。
岡田准一といえば、近年では2014年度の興行収入で日本一に輝いた「永遠の0」(2013)、そのスタッフとキャストが再結集した「海賊と言われた男」(2016)「関ヶ原」(2017)など大作で主演を演じてきた。
生前の高倉健をして20代そこそこの岡田准一を「岡田はすごい俳優になる」と言わしめたことで知られる。「海賊と言われた男」では、10代から90代までを演じ、60代の会社社長役など風貌も声も違和感を感じさせなかったところがすごい。
岡田准一は、財前五郎役のオファーがあった時に「マジか!」と「キタ~」だったようだ。これまでに財前を演じてきた俳優は、田宮二郎、佐藤慶、村上弘明、唐沢寿明などそうそうたる俳優。原作者・山崎豊子は、唐沢に対して「あんた、案外度胸があるわね」といったとか(笑)。最大限の褒め言葉であったようだ。
田宮二郎のイメージが強いが、田宮二郎が映画「白い巨塔」に出演したときは31歳だったが、岡田准一は現在38歳と年齢に不足はない。元々「V6」のメンバーとしてスタートしたが、今は日本映画を背負って立つ俳優のひとりであることにな間違いないようだ。
浪速大学医学部第一外科・准教授。逞しい体と精悍な顔つき、加えて気さくな人柄は医学部の学生たちからも慕われており、外科医としても“腹腔鏡のスペシャリスト”として医学界にその名を轟かせていた。貧しい母子家庭に育ち、たゆまぬ努力で今日の成功を勝ち取った。野心に溢れ、みずからの才能には絶対的な自信を持つ。自身と、義父の悲願である“第一外科・教授”の座に向かい、なりふり構わず邁進していくが、その姿勢と傲慢とも言える性格には反感を抱いている者も少なくない。医学界の頂点に立つというほどの野心を抱くも病に倒れてしまう。
浪速大学医学部第一内科・准教授。財前五郎の同期でもあり良きライバル。出世には一切関心がなく、やってくる患者を親身になって診察することと、みずからの研究を突き詰めるために大学病院に所属している。患者を救うことを第一に考えており、学内の権力争いには嫌気が差している。その融通が利かない愚直な性格が原因で、周囲に疎まれていくことになる。
■東貞蔵(寺尾聰)
浪速大学医学部第一外科・教授で財前の師。定年退官を前に、直属の弟子である財前を自分の後継者として教授に推そうと考えるが、財前の教授選を見据えたパフォーマンスを目の当たりに。退官後もみずからの影響力を残すため、財前ではない別の候補を立てることを決意する。
鵜飼良一役
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初回は、ダイジェスト的に登場人物が紹介されていたが、女優というのは大したもので、沢尻エリカなどは、「ヘルター・スケルター」で、ほぼ全裸で体当たり演技を見せて、新境地を開いたが、今回も・・・。沢尻エリカは初共演の岡田准一と「はじめましての後に、すぐにブチュっと」とキスシーンから始まったと語っていた(笑)。