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映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(2021)を見る。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(2021)を見る。1年前に劇場公開され、現在Netflix で配信開始。南勝久の人気コミックを岡田准一主演で実写映画化した「ザ・ファブルシリーズ第2弾。前作に続き、もはやアクション俳優と言っていい岡田准一のスピーディなアクションが炸裂する。

出演は、岡田准一木村文乃(ふみの)佐藤浩市ら前作からのキャストに加えて、宇津帆役の堤真一、ヒナコ役の平手友梨奈、殺し屋・鈴木役の安藤政信が新たに参加。前作に続き江口カンが監督を務めた。

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裏社会で誰もが恐れる伝説の殺し屋ファブル(岡田准一)。1年間誰も殺さず普通に暮らすようボス(佐藤浩市)から命じられた彼は、素性を隠して佐藤アキラという偽名を使い、相棒ヨウコ(木村文乃と兄妹を装って一般人として暮らしている。

一見平和に見えるこの街では、表向きはNPO団体「子供たちを危険から守る会」代表だが裏では緻密な計画で若者から金を巻き上げ殺害する危険な男・宇津帆(堤真一)が暗躍していた。

かつてファブルに弟を殺された宇津帆は、凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)とともに、復讐を果たすべく動き出す。一方アキラは、過去にファブルが救えなかった車椅子の少女ヒナコ(平手友梨奈)と再会するが…。

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岡田准一は「天地明察」の舞台あいさつで「歴史格闘技オタク」と語ったというほどで、映画でも「関ケ原蜩ノ記」(ひぐらしのき)「海賊と呼ばれた男」などの歴史ものやアクション映画に多数出演している。

とりわけ武術は、フィリピンの武術であるカリ(エスクリマ)ブルース・リーが開発したジークンドー(截拳道)のインストラクター認定を受けたほか、USA修斗のインストラクターの資格も取得する本格派。

ザ・ファブル」では、見事な動きと華麗な走りとアクロバティックなアクションを見せている。岡田准一とバディを組む木村文乃も負けてはいない。特技が、スキューバダイビングのほか、乗馬スキー剣道(初段)、水泳というから鍛えていて、アクションもしなやかだ。

堤真一は、近年、極悪人を演じることが多いが、今作でも背中一面に入れ墨で、偽善者を装った悪党を演じている。

日本のワイヤーアクションのレベルも外国と比べても負けてはいないことを知らしめる作品となっている。

【キャスト】

■佐藤明/ファブル:岡田准一・・・主人公。「どんな敵でも6秒以内に殺す」技術を持ち、場所や道具を選ばないオールラウンダー

佐藤洋子:木村文乃・・・明のパートナー。天才的な瞬間記憶力の持ち主。外向きは明の妹。

■宇津帆(うつぼ):堤真一・・・表の顔は子供を支援するNPO団体の代表。裏の顔は詐欺・脅迫・誘拐・殺人等、何でも行う闇の住人。

■佐羽ヒナコ:平手友梨奈・・・宇津帆の部下。宇津帆から売春を強要されそうになった際に明の仕事に巻き込まれて重傷、以降は両足が不自由になり車イスで生活。

■鈴木:安藤政信・・・宇津帆に雇われている殺し屋。

■井崎ツトム:黒瀬純パンクブーブー)・・・宇津帆の部下。

■田高田(たこうだ):佐藤二朗・・・酒豪で面倒見がいい。事務所「オクトパス」社長。

■清水岬(みさき):山本美月・・・田高田の会社の社員。過去にグラビアアイドルだったことがある。

■海老原:安田顕・・・ボスと付き合いのある小規模の暴力団「真黒組」の5代目組長。ファブルの詳細を知る人物。前科5犯の武闘派。

■クロ:井之脇海・・・「真黒組」組員。

■ボス:佐藤浩市・・・表の顔は整体師経営。幼い明と洋子を引き取り、殺し屋とそのパートナーとして指導してきた。

 

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