「INTERCEPTOR/インターセプター」 (2022)を見る。Netflixオリジナル映画で、ロシアの核ミサイルを太平洋上で迎撃するタイムリミットまでのスリリングな展開を描くアクション。タイムリーかつストーリーがシンプルで、時間も98分と見やすい。本格アクションで見せ場も多く、スカッ💦とさせられる。
テロ組織は盗んだ核兵器をアメリカに撃ち込むために絶海のミサイル防衛設備を襲撃。生き残った士官は祖国防衛の要を守り抜くべく命がけの戦いに挑む。
内容的には「ダイ・ハード」「ミッション・インポッシブル」を意識したような女性版で、主人公のJJコリンズを演じるエルサ・バタキが、傷だらけになりながらも格闘シーンでワンダーウーマンぶりを見せるのが見どころ。絶海の核ミサイル迎撃基地内だけが舞台というワンシチュエーションもの。
・・・
監督は「ブルー・ワールド・オーダー」などに携わってきたマシュー・ライリー。製作総指揮に「マイティ・ソー」シリーズなどのクリス・ヘムズワースが名を連ねる。主演は、「ジャーロ」などのエルサ・パタキで、共演は「X-ミッション」などのルーク・ブレイシーやアーロン・グレナンなど。
・・・
JJ・コリンズ大尉(エルサ・パタキ)は、捏造されたスキャンダルによってアメリカ国防総省の任務から外され、太平洋にある孤立した核ミサイル迎撃基地の指揮を執ることになる。
あるとき、アメリカのロサンジェルス、ワシントンDCなど多数の都市に組織的な攻撃が同時に仕掛けられ、コリンズ大尉率いる基地も危機に陥る。コリンズ大尉はこれまでの経験をフル活用し、元アメリカ軍情報部員のアレグザンダー・ケッセル(ルーク・ブレイシー)らの計画を迎撃ミサイルにより阻止しようとする。
テロ組織がミサイル迎撃の拠点に侵入してくる。
火花が散る神経戦が始まる。
・・・
過去に「インターセプター」という同名映画があるが、別物。インターセプターとは迎撃機のこと。大金のためにロシアと組んだアメリカ人テロリストが、迎撃基地を襲撃して、ロシアのミサイルを米国主要都市に着弾させようとするが、コリンズ大尉は、甘くはなかった。あらゆる面で、テロリストたちよりも上を行くスーパーウーマンだった。
コリンズ大尉が父親から幼いころから言われてきた「一つだけのルール」、これがJJコリンズの根幹にあった。
それは「戦いをやめるな!(Never stop fighting!)」だった。
ミサイル迎撃基地の要塞が壮観。
海中に沈んでも、この言葉により、不死鳥のようによみがえるのだ。負傷しながらも、片手で、次々に鉄の手すりをジャンプしてつかんでいくシーンはまさに綱渡りで圧巻。
迎撃ミサイルの発射。
全く期待していなかったので、面白さも倍増だった。最近はジェンダーによる差別をなくすということからか、当たり前のようにアメリカ大統領は女性だった。
出演:
■「にほんブログ村」にポチッと押しましょう。