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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★「ゆとり世代」から「SNS世代」へ。

なんでも分類したがるのが日本人。とくにシニアや年配者が多いようだ(笑)
現在の若者はゆとり世代」からは「SNS世代」に移行しているという。確かに2010年以降に成人した世代などは、スマホ世代(スマホの登場は2007年)。
 
 
SNS世代」はコミュニケーションの中心がネットであるということ。
LINEは使ったことがないが、簡潔な会話とニコニコマークなどを最後にスタンプのように付けることのようだ。笑顔のマークを送っても、送る時には無表情で、眉も動かさないのだとか。
 
ネット上のコミュニケーションがオンライン・コミュニケーションで、オフライン(フェース・トゥ・フェイス)でも眉が動かないのだとか(笑)。無表情で会話をするとなると、内容があっても、相手に話が伝わりにくいことになりそう。
 
代表的な世代名を一挙に上げると以下のようになるようだ。
 
① 昭和一桁世代(1926-1934)83歳~92歳
② 焼け跡世代(1935-1939)78歳~82歳
③ 戦中生まれ世代(1941-1946)71歳~76歳
④ 全共闘世代(1941-1949*大学進学者)68歳~77歳
⑤ 団塊の世代(1947-1949)68歳~71歳
⑥ しらけ世代(1950-1964)53歳~67歳
⑦ ポスト団塊世代(1950-1955)62歳~67歳
⑧ 断層の世代(1951-1960)57歳~66歳
⑨ 新人類世代(1961-1970)47歳~56歳
⑩ バブル世代(1965-1969)48歳~52歳
⑪ 団塊ジュニア世代(1971-1974)43歳~46歳
⑫ ポスト団塊ジュニア世代(1975-1979)38歳~42歳
⑬ ミニマムライフ世代(1980-1988)29歳~37歳
⑭ ゆとり世代(1987-2004)13歳~30歳
⑮ さとり世代(ゆとり世代と同時期)
⑯ SNS世代 (1987-2010)7歳~29歳
 
その前に「大正世代」「明治世代」というのがあったが、大正生まれは92歳以上で外した。
 
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fpdの世代は、「しらけ世代」と呼ばれていた。
学生運動が下火になる時期に大学生だった世代から、共通一次試験制度が開始される前までに大学に入った世代までという範囲。高校生の時には、旺文社の大学受験ラジオ講座や、受験参考書では「螢雪時代」、赤尾好夫の「豆単」を使って勉強した世代(笑)。
 
ラジオ講座では、英文解釈なら一橋大学岩田一男、英文法なら早稲田大学の西尾孝などが名物講師だった。時間があるときは、「百万人の英語」のジェームズ・B・ハリスの英会話も聞いていた。
 
ベトナム戦争が終わり、長髪・ヒッピー族がアメリカで流行り、何事にも無関心という時代の空気が漂った。日本にも波及して「三無主義」と呼ばれた。無気力・無関心・無責任の若者気質をさした語。昭和45年(1970)ごろから使われた。これに無感動を加え、四無主義ということもある
 
映画では「イージーライダー」「真夜中のカーボーイ」「いちご白書」「明日に向かって撃て」などが流行っていた。
 
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いまのSNS世代から見ると「しらけ世代」といったらしらけるかも知れない。
「そうそう、じいちゃんがそんなことを言っていたかも」というのが関の山か。
 
平成の年号が変わってしまうと、昭和は30年以上昔のことになる。我々世代にとっての明治時代と同じくらい大昔ということになりそうだ。
 
 
ところで、昨日テレビで映画「ザ・インターネット」(原題:The Net)を放送していた。「スピード」でブレイクしたサンドラ・ブロックが主演。制作されたのは1995年で、当時はまだ黎明期にあったインターネットをテーマとしたサイコスリラー映画。劇場で見た当時は、未来のネット社会は凄そうだという印象だったが、ネットが当たり前の世界になると珍しさはない。
 
2010年公開の「ソーシャル・ネットワーク原題: The Social Network)は、SNSサイトのFacebookを創設したマーク・ザッカーバーグらを描いた映画だった。映画の世界が完全に定着してしまった。
 
映画もそのときは斬新でも、ときを経てしまうと陳腐に見えることも多い。
そんな中でも時代を超えて残る映画も多い。
 
 
風と共に去りぬ」もそんな1本か。
東銀座にあった松竹セントラルで1970年ごろに見たのだが、席は満員で、一番前の席しか空いておらず、足を前に投げ出し寝そべるようにして見た記憶がある。画面が70ミリの大画面だったので、左右に大きく画面が広がっていて、臨場感はあったが見にくかった。そんな”悪条件”でみても、最初の大きなタイトルが右から左に流れるようなオープニングから大画面ならではの迫力があった。DVDが手元にあるので、いつか再見したい。
 
話が飛んでしまった。そうか「翔んで埼玉」という映画のせいだ(笑)。
 
 
  
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