「99.9 -刑事専門弁護士-」は、シーズン1(2016年4月期)が放送されたときは1・2話くらいしか見ていなかった。どうもジャニーズ事務所のアイドル的俳優が出演するドラマは見る気が起きなかった。元SMAPの草剛のドラマは別で、演技がしっかりしている。「独身貴族」「銭の戦争」などは全話見た。
「99.9 -刑事専門弁護士-」がシーズン2として今年1月14日から、同じTBS系列「日曜劇場」で、記念の100作目として放送が始まったので、これまでの第1話・2話を見てきた。
第1話では、お金にまつわる話で、香川照之が下手なダジャレ「お金はおっかねー」など(笑)とさりげなくいうのだ。
第2話では、松本潤がダジャレ3連発とでも言うギャグを飛ばすと、本来の仕事そっちのけで、香川照之が腹を抱えて笑って反応するのだ。また、香川照之は競馬に詳しく、馬に関するうんちくなどの話題なども振りまいている。
口元がいつもにやけているようで、なんだこいつは・・・とあまり好きではなかったが、ドラマを見ているうちに、結構、香川照之も松潤の演技を評価しているように、ドラマに対して面白さを覚えるようになった。脇役で、岸部一徳が出ているが、このひとは目の下のクマというのかすごい(笑)。
1話完結というのがいい。
元裁判官という木村文乃が登場し、弁護士事務所に加入。
これまで裁判官という立場で人を裁いてきたが、視野の狭さを教えられていくところがおもしろい。検察から起訴された案件の99.9%は有罪という考えだったが、冤罪の可能性がないように残りの0.01%にかける弁護士の存在を知ったからだ。
裁判官批判のような第2話だった。裁判官から文句は出ないのか(笑)。
警察(起訴)→検察→裁判、という流れの中で、一人の人間の人生を誰が責任を持つのかを問いかけるような気もする。
警察は、起訴したからあとは検察任せ。検察は証拠をそろえて、裁判に回し、あとは裁判長の判断におまかせ、とある意味で責任をとっていない。裁判長も、書類と陳述だけで決定を下す。
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そういえば、1月期ドラマで、連続して見ているドラマが「99.9」以外にないことに気づいた。ドラマ離れが起こっている?(笑)。
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