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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★日曜ドラマ:「99.9-刑事専門弁護士ー」「ゆとりですがなにか」。</span>



■「99.9―刑事専門弁護士―
「嵐」松本潤が主演のTBS日曜劇場「99.9―刑事専門弁護士―」(日曜よる9.00~)が17日、25分拡大でスタート。1話完結のようだ。

松本が演じるのは刑事事件ばかりを扱う若手弁護士。
タイトルの99.9というのは、検察によって起訴された際に裁判で有罪になる確率は、「99.9%」ということに由来している。

番組の中で、元検察官で、ベテラン弁護士を演じる香川照之の言葉に「検察は、裁判で有罪と確信する案件しか起訴しない」と元検察官らしい言葉をいう。これに対して、お金にならない弁護ばかりを担当し、その勝率が高い天才弁護士と言われる弁護士を松潤が演じている。「0.1%の中に真実がある」と現場を再現して、その0.1%にかける姿を描いている。

「HERO」が検察側から描いたドラマとすれば、「99.9」は弁護士サイドから描いて、キムタクの「HERO」における当たり役に追いつけということか。

松潤のにやけ顔は好きではないが、周りを盛り上げる香川照之岸部一徳の貫禄ある演技を見るのが楽しみで、継続してみることになるだろう。ヒロインの同僚弁護士を榮倉奈々が演じているのも見どころ。弁護士の資格のあるものと、弁護士資格を持たない、弁護士の業務サポートをするパラリーガルと言われる人たちも一癖あって面白い。

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■「ゆとりですがなにか
宮藤官九郎原作の「ゆとりですがなにか」(よる10:30~)は、若手3人の俳優を使った”ゆとり第一世代”と言われている、1987年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に、世の中の理不尽に立ち向かう姿をコミカルに描いている。

アラサーの3人を演じるのは、岡田将生松坂桃李柳楽優弥の3人。
岡田将生の恋人役に安藤サクラが出ているが、これが痛快。


        酔っ払った勢いで、”暴力バー”でボッタくられてしまう”ゆとり”の二人。

岡田の会社の同僚だが、岡田と松坂がボッタくりバーで、お酒を1本づつ飲んだだけで12万円の請求。怖いお兄さんもいたので、手持ちのお金がない岡田が安藤サクラに電話すると、自転車で駆けつけ、黙って12万円ぽんと払って行くのだ。このふたりのやり取りがおかしかった。さすが安藤サクラ


弁当屋の中小企業の社長にでんでんも出演しているが味わいがある。
もっとすごいのは、”レンタルおじさん”を演じている吉田鋼太郎(写真)だ。”おっさん”を時間決めでレンタルして、料金と交通費を払って話を聞いてもらったり、アドバイスをしてもらうというもの。そういうレンタルおじさんの需要があるという世の中が不思議で、ついていけない(笑)。

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第1話は、どちらもそれなりに面白かったが、個人的には「ゆとりですがなにか」>
「99.9」。ただ「ゆとりですが~」がよる10:30~というのが遅いのが不満(笑)。


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