「バニシング in 60”」(原題:Gone in 60 seconds, 1974)を見た。
この映画は、H・B・ハリッキーの製作、監督、脚本、主演、スタント。
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主人公・メインドリアン・ペイス(H・B・ハリッキー)は元カーレーサー。
今は交通事故や車両窃盗を取り扱っている保険会社の嘱託調査員であるがそれは表の顔。本業は依頼を受けて目的の車を非合法に入手する、つまり窃盗によって取りそろえる窃盗団のボス。ただし、盗難保険に入ってるクルマしか狙わないというポリシーをもっている。
ある日某国のディーラーから高価で希少な車の手配を頼まれる。
対象のクルマにそれぞれ女性の名前を付けてその依頼を着々とこなしていくが、黄色の1973年型マスタング「エレノア」にだけは何故か手こずっていた。
警察に追われエレノアのハンドルを握るペイスの後には警察車両と一般車を巻き込む事故が次々と発生、警察の追跡を振りきって損傷激しいエレノアと共に逃走した先の洗車場にて同型車を発見。従業員をだまして、利用客が所有する洗浄を済ませたばかりの無傷のエレノアに乗り込んだペイスは高速道路に向かう。車のプレートも変えており、同じころ、犯人は捕まったと報告があり、検問も難なく突破してしまう。
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ハリッキー自身がスタントマンでもあり、その技術はすばらしく、クラッシュ場面の迫力はリアル。CGもない時代に、これでもかと爆破、激突、ジャンプが続いていく。
現在「カーアクション映画」の投票を行っているが、この映画を一押しにしている人もいるほど。確かに、これだけ、長い時間、カーチェイスが続く映画は、前にも後にもないかもしれない。スケールもケタ違い。
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