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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「バニシング in 60&quot;」(1974)</span>



バニシング in 60”」(原題:Gone in 60 seconds, 1974)を見た。
この映画は、H・B・ハリッキー製作、監督、脚本、主演、スタント。

ハリッキーはカー・チェイスを見せたかったというのが目的のようで、物語はそのためのガイドライン的な役割40分も続くカー・アクションによって、代表的なカーアクション映画となった。

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主人公・メインドリアン・ペイス(H・B・ハリッキーは元カーレーサー。
今は交通事故や車両窃盗を取り扱っている保険会社の嘱託調査員であるがそれは表の顔。本業は依頼を受けて目的の車を非合法に入手する、つまり窃盗によって取りそろえる窃盗団のボス。ただし、盗難保険に入ってるクルマしか狙わないというポリシーをもっている。

ある日某国のディーラーから高価で希少な車の手配を頼まれる。
対象のクルマにそれぞれ女性の名前を付けてその依頼を着々とこなしていくが、黄色の1973年型マスタングエレノア」にだけは何故か手こずっていた。

そんなある時、ルールをめぐって諍いのあった仲間の密告に遭い、警察に待ち伏せされて追われる羽目になる。ペイスは最後の一台「エレノア」を駆ってロサンゼルスを舞台に一大カーチェイスを展開する。



ロングビーチで発生した警察のカーチェイスを知った地元ラジオ局は放送内容を変更し、目撃者や被害者の情報を集めて逐次実況する。


警察に追われエレノアのハンドルを握るペイスの後には警察車両と一般車を巻き込む事故が次々と発生、警察の追跡を振りきって損傷激しいエレノアと共に逃走した先の洗車場にて同型車を発見。従業員をだまして、利用客が所有する洗浄を済ませたばかりの無傷のエレノアに乗り込んだペイスは高速道路に向かう。車のプレートも変えており、同じころ、犯人は捕まったと報告があり、検問も難なく突破してしまう。

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ハリッキー自身がスタントマンでもあり、その技術はすばらしく、クラッシュ場面の迫力はリアル。CGもない時代に、これでもかと爆破、激突、ジャンプが続いていく。


何台の車がおシャカになったことか。黄色いマスタングが、車体がペシャンコになりながらも、警察のパトカーをかわして逃げるところが迫力満点。

現在「カーアクション映画」の投票を行っているが、この映画を一押しにしている人もいるほど。確かに、これだけ、長い時間、カーチェイスが続く映画は、前にも後にもないかもしれない。スケールもケタ違い。

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