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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★NHK連ドラ「ひよっこ」 出遅れていたが追いつく。</span>



視聴率が連日20%台を突破するなど、注目を集めている現在放送中のNHK朝ドラ「ひよっこ」。見ていなかったが、ここにきて追いつこうと思い、ダイジェスト版ながら一気に見て、追いついた。
 
ひよっこ」にハマっているというブロガーさんも複数いて、気になっていたが、1週分を5分で見せるダイジェスト版があり、第1週の「お父ちゃんが帰ってくる」から、最近の第13週の「ビートルズがやって来る」までをまとめて見た。駆け足でようやく追いついた格好。
 
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1964年(昭和39年)から始まるストーリー。
1964年には東京オリンピックが開催され、翌年の1965年に田舎(茨城県)の高校を卒業して東京に就職した谷田部みね子(有村架純)の奮闘と成長ぶりとまわりの様々な人物との交流を描いている。


 
最初の就職先はトランジスターラジオの基板の組み立てを行う墨田区向島の「向島電機」。女子工員が一列に並んで、流れ作業の中で、各自の受け持つ部品を組み込んでいく。時間との戦いで、一人でも間違うと、ラインはストップしてしまう。「4番の間違い!」とスイッチが止められる。


                   「4番!」 「はい、私です。」

4番を担当しているのはみね子だった。手を挙げて「すみません」の連続だった。
 
寮では仲間に励まされるが「ハァ、できねえ、へっへっへじゃ済まねえんだよ。仕事をしないわけにはいかねえんだからさ」と頑張り通す。
 
だんだん慣れてきて、一度もスイッチが押されずに一日が過ぎるようになった。
みね子が間違わなくなり、工員から拍手が起こる。
 
みね子の初めての給料は、手取りで「6,003円」だった。
その中から、生活に必要な分を残し、残りは田舎の実家に送金するのだった。住み込みの寮費などは会社持ち。
 
向島電機ではコーラス部があって、合唱の練習をしていた。
「カチューシャ」の歌詞の一節が、ドラマの小見出しになっている。


第6週「響け若人のうた」など。行方不明になった父親がよく通っていたという洋食屋に毎月通うのが楽しみになったみね子。

注文するのは一番安いビーフ・コロッケ定食(60円)だった。自分で稼いだお金で、いつか一番高いビーフシチューをたのみたいと思うみね子。


                   「なにこれ、おいしい!」

第7週は「椰子(やし)の実たち」。
♪名も知らぬ遠き島より流れくる椰子の実一つ♪ 
「私たちは、ふるさとを離れて漂う椰子の実のようなものなのか」。
 
11月になると、給料が一割削減となり「5,201円」になった。
そして、やがて、オリンピック景気の反動で、工場は倒産に追い込まれてしまう。
 
工場が閉鎖される日に歌った最後の曲は「見上げてごらん夜の星を」だった。「お父ちゃん、この歌を唄ったこと、一生忘れないことでしょう」とみね子はかみしめる。
 
みね子は、洋食店で働くことになった。
同郷の駐在の若い警察官だった知り合いによると、父親は何者かにお金を奪われて、その後どうなったのかわからないという情報が入ってきた。世間では、ビートルズが初めて日本にやってくるということで、一部の熱狂的なファンの間では、大騒ぎになりつつあった。
 
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1960年代半ばの時代を背景にしているので興味はあった。
主人公たちは、1965年3月に高校を卒業しているので、まだ”ひよっこ”だったfpd世代よりは、数年上か。

オリンピックの聖火リレーのエピソードや、マンガ家の 藤子・F・不二雄、女優の内藤洋子、ビートルズといった名前がポンポン飛び出してくる。
 
警察に捜索願を出した時に、相手の警察官が「いばらけんの・・・」というと「いばらけんです」と言い直させる。fpdも隣県の茨城県は「いばらけん」と数十年発音していた(笑)。
 
  
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