「ひよっこ」にハマっているというブロガーさんも複数いて、気になっていたが、1週分を5分で見せるダイジェスト版があり、第1週の「お父ちゃんが帰ってくる」から、最近の第13週の「ビートルズがやって来る」までをまとめて見た。駆け足でようやく追いついた格好。
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1964年(昭和39年)から始まるストーリー。
最初の就職先はトランジスターラジオの基板の組み立てを行う墨田区向島の「向島電機」。女子工員が一列に並んで、流れ作業の中で、各自の受け持つ部品を組み込んでいく。時間との戦いで、一人でも間違うと、ラインはストップしてしまう。「4番の間違い!」とスイッチが止められる。
「4番!」 「はい、私です。」
4番を担当しているのはみね子だった。手を挙げて「すみません」の連続だった。
寮では仲間に励まされるが「ハァ、できねえ、へっへっへじゃ済まねえんだよ。仕事をしないわけにはいかねえんだからさ」と頑張り通す。
だんだん慣れてきて、一度もスイッチが押されずに一日が過ぎるようになった。
みね子が間違わなくなり、工員から拍手が起こる。
みね子の初めての給料は、手取りで「6,003円」だった。
その中から、生活に必要な分を残し、残りは田舎の実家に送金するのだった。住み込みの寮費などは会社持ち。
向島電機ではコーラス部があって、合唱の練習をしていた。
「カチューシャ」の歌詞の一節が、ドラマの小見出しになっている。
「なにこれ、おいしい!」
第7週は「椰子(やし)の実たち」。
♪名も知らぬ遠き島より流れくる椰子の実一つ♪
「私たちは、ふるさとを離れて漂う椰子の実のようなものなのか」。
11月になると、給料が一割削減となり「5,201円」になった。
そして、やがて、オリンピック景気の反動で、工場は倒産に追い込まれてしまう。
工場が閉鎖される日に歌った最後の曲は「見上げてごらん夜の星を」だった。「お父ちゃん、この歌を唄ったこと、一生忘れないことでしょう」とみね子はかみしめる。
みね子は、洋食店で働くことになった。
同郷の駐在の若い警察官だった知り合いによると、父親は何者かにお金を奪われて、その後どうなったのかわからないという情報が入ってきた。世間では、ビートルズが初めて日本にやってくるということで、一部の熱狂的なファンの間では、大騒ぎになりつつあった。
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1960年代半ばの時代を背景にしているので興味はあった。
主人公たちは、1965年3月に高校を卒業しているので、まだ”ひよっこ”だったfpd世代よりは、数年上か。
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