英国の俳優ジョン・ハートが、ロンドンで27日死去、77歳だった。死因は不詳。映画「エレファント・マン」(1980)などで米アカデミー賞に2度ノミネートされた。2015年、すい臓がんで闘病中だと公表していた。
1966年、初出演映画「わが命つきるとも」で注目され、71年「10番街の殺人」、72年「二人だけの白い雪」のヒットで一気に知名度を上げた。
1978年アラン・パーカー監督の「ミッドナイト・エクスプレス」で米アカデミー賞助演男優賞にノミネート。1979年リドリー・スコット監督の「エイリアン」に出演し、1980年には実話を基に男性の悲劇を描いた「エレファント・マン」で主演男優賞の候補にもなった。
1978年アラン・パーカー監督の「ミッドナイト・エクスプレス」で米アカデミー賞助演男優賞にノミネート。1979年リドリー・スコット監督の「エイリアン」に出演し、1980年には実話を基に男性の悲劇を描いた「エレファント・マン」で主演男優賞の候補にもなった。
物珍しさで好奇な目で見られる見世物にされるメリックが叫ぶシーン。
「私も・・・人間だ!」
肥大した頭蓋骨は額から突き出て、体の至るところに腫瘍があり、歪んだ唇からは明瞭な発音はされず、歩行も杖が無ければ困難という悲惨な状態という青年。
ある日彼を見世物小屋で見かけた外科医、フレデリック・トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は興味を覚え、研究したいという理由で持ち主のバイツ(フレディ・ジョーンズ)から引き取り、病院の屋根裏部屋で彼の様子を見ることに。はじめは白痴だと思われていたジョンだったが、やがてトリーブスはジョンが聖書を熱心に読み、芸術を愛する美しい心の持ち主だということに気付く。当初は他人に対し怯えたような素振りを見せるジョンだったが、トリーブスや舞台女優のケンドール婦人(アン・バンクロフト)と接するうちに心を開いていく…といったストーリー。
ご冥福を祈ります。
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