仏ル・モンド紙などによると27日、仏女優のエマニュエル・リヴァが、がんのため死去した。89歳だった。
1927年仏北東部ボージュ県生まれ。1958年の「大家族」で映画デビュー。
アラン・レネ監督、岡田英次共演の「二十四時間の情事」(「ヒロシマモナムール」)で日本でも広く知られることになった。また、当時リヴァ自身が撮影の合間に広島の情景を捉えた写真が2008年に写真集として刊行されると共に日本で展覧会も開かれ、50年ぶりに来日を果たした。
1962年の「Therese Desqueyroux(原題)」では、ヴェネチア国際映画祭女優賞に輝く。その後も舞台と並行して日本映画「栄光への5000キロ」や「トリコロール/青の愛」「華麗なるアリバイ」などに出演。
89歳という高齢で、天寿を全うしたといえるかもしれない。
ご冥福を祈ります。
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