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<span itemprop="headline">★ドラマスペシャル「狙撃」 豪華キャスティングで警察・公安の実態描く。</span>





昨日、テレビのスペシャルドラマ「狙撃」を見た。キャストが豪華。
主演の尾野真知子が、全力でぶつかって取り組んだドラマで、友人も身寄りもいない孤独な警察官を演じていた。警察内部の刑事と公安の力関係や、出世競争など、「64 ロクヨン」でも見られた警察組織内の派閥や対立、隠ぺいなどが描かれ見ごたえがあった。

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西小金井署の刑事・上月涼子(尾野真千子)は、捨て身の囮捜査で強姦犯(南圭介)の逮捕をやってのける。手柄はたちまち署内で話題になるが、不倫が原因で左遷させられてきた元警視庁捜査一課の涼子に近づく者は一人もいない。

数日後、涼子は本庁の城田警務部長(でんでん)から呼び出しを受ける。
囮捜査の際、強姦犯に振るった暴力のお咎めを受けるのだと腹をくくる涼子。

だが、城田から告げられたのは、所轄に籍を置いたまま本庁勤務という異例の配置転換だった。行き先は、警視庁警務部特務監察室。涼子は、城田いわく「関わると不幸になる」という室長の鎮目竜二警視正佐藤浩市)の下で、警察官を内偵する任務に就くことになる。

雑居ビルの一室に本拠を置く特務監察室のメンバーは、事務の花村加代(鈴木麻衣花)と警部補の成瀬勝巳(北村有起哉)。壁に古い血の痕が染みついた取調室に連れてこられた涼子は、鎮目からいきなり服を脱ぐよう命じられる。「役に立つな。俺の思い通りに動け」という鎮目は、その理由を説明などしない。涼子はそんな鎮目にイラ立ちながらも、ボタンを勢いよく外していく・・・。

涼子の最初の任務は、警察官の覚せい剤関与疑惑。内偵対象の刑事、斉木優也(眞島秀和)は、涼子のかつての不倫相手だった! 「自分の目で見た者しか信じない」という涼子は、鎮目に黙って斉木と連絡を取るのだが・・・。

翌日、鎮目は斉木の身柄を拘束。しかし、警視庁公安部理事官の左遷と引き換えに、犯罪を隠ぺいする。楯突く涼子に鎮目は、「俺たちの仕事は組織を守ること。異物の排除に世の善悪は関係ない」と言うと、次の日まですべてに目を通すか、辞職かの道を選べと、『次期首相候補狙撃事件』に関する大量の資料を渡す。

15年前の6月30日、次期首相と目されていた現役閣僚の宮田達之(柄本明)が何者かに狙撃された。同じ日、涼子は強盗犯に母を殺されるという人生最悪の日を迎えていた・・・(HPより)。

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警察機構というところは、上層部は、警察の威信や名誉を重んじ、警察の名誉は守らなければならない。そのためには、命を張っても隠ぺい工作を行うという世界が描かれる。刑事と、現場経験の少ないキャリア組との対立は、根深いようだ。

「狙撃」では、非常に手が込んでいて、二転三転の展開が待ち構えている。そして最後の狙撃ならぬ衝撃へとつながっていく。約束は守るという、小指同士を絡ませる
”指切り”の母娘のかつての記憶が、大人となってからも実行されることになり・・・。



出演者は、「ソロモンの偽証」の尾野真知子と「64 ロクヨン」の佐藤浩市のメインキャストの共演に加えて、名わき役のでんでん、柄本明、「殿、利息でござる」などの阿部サダヲ北村有起哉今回特に強面の松重豊個性派俳優の小市慢太郎長谷川初範などが脇を固めている。


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