「ソロモンの偽証」(前編)は試写会で見ているので「後編」( 4月公開)が早く見たいところ。全く新しいタイプの映画。観る側(観客)が、まるで陪審員になって、ウソをついている「犯人」は誰かを推理するというもの。
中学生、高校生などの現場を描いた作品は最近は多い。
暴力だったり、極端なところでは、殺人なども描いている。「悪の教典」などは、教師が生徒全員を撃ち殺すという、映画製作自体に疑問のある映画もある。
これまでにも「バトルロワイヤル」「告白」「桐島、部活やめるってよ」「神様の言うとおり」などがあった。
「ソロモンの偽証」は、そんな中でも、”嘘”をつく人間も多いが、真剣な生徒も多い。
現実のニュースで、不良仲間から抜けられずに殺されたという事件もあったが、「ソロモンの偽証」でも、似たような展開も含まれている。
映画では、生徒間の上下関係、抜けたくても抜けられないジレンマ、不登校、暴力、嘘による他人の陥れ、教師の欺瞞、体裁、隠蔽、あらゆることが渦巻いている。そうした中で、真実は解き明かされるのか・・・。
前の記事でも書いたが、前編のラストシーンの”葛藤”シーンは、この数年に見た映画では、最も驚き、衝撃・激震だった! 映画の醍醐味を凝縮したような面白さ。
(「寅さんのセリフ」:それを言っちゃあおしめぃよ、なので言えないが。笑)
「前編」を見た人は100%、「後編」を見ること間違いなしと保証・折り紙つきの映画だ。
・・・
これまでは映画がヒットしたから続編を制作というスタイルが多かった。
「ソロモンの偽証」の原作は宮部みゆきの小説で「事件」「決意」「法廷」の3部構成で上下巻の計6冊。3000ページを超える。1本の映画として約2時間の作品に収めるのは不可能だという。
ただ、2部作では、確実に2回分の鑑賞料金がかかる。
ただ、2部作では、確実に2回分の鑑賞料金がかかる。
劇場へ2度足を運ばなくてはならない。「2部作だったら観に行かない」「後編があるならいい」・・・という人も少なくない。「これこそ、2部作のデメリット。前編がヒットしないと後編が尻すぼみか、動員が期待薄。2部作を1本にして4時間超の大作は、劇場側に嫌がられる。間をあけて続編の制作は、と思うかもしれないが、単純でもない」という。
「例えば、1作目が大ヒットしたから続きを作って物語を完結させようと思った場合、再度同じキャストを集めてのスケジュール調整も大変。監督や技術スタッフもしかり」という。そこで、2部作前提で1度に撮影したほうがスムーズ」ということに。
予算を抑えて撮影でき、テレビ局の後押しで興収大幅増となれば、今後も、2部作前提映画は増えるとみられる。ただ「ソロモンの偽証」はテレビ局が製作委員会に入っていない作品。ヒットするかどうか、2部作映画の試金石となりそうと関係者。
「例えば、1作目が大ヒットしたから続きを作って物語を完結させようと思った場合、再度同じキャストを集めてのスケジュール調整も大変。監督や技術スタッフもしかり」という。そこで、2部作前提で1度に撮影したほうがスムーズ」ということに。
予算を抑えて撮影でき、テレビ局の後押しで興収大幅増となれば、今後も、2部作前提映画は増えるとみられる。ただ「ソロモンの偽証」はテレビ局が製作委員会に入っていない作品。ヒットするかどうか、2部作映画の試金石となりそうと関係者。
これらはみな制作サイドの都合。観客は面白ければシリーズでも見に行く。
果たして・・・。
”「ソロモンの偽証」(前編:事件)は面白い”というfpdの証言は「偽証」になるか、
「凄い。その通りだった」となるか・・・笑。
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