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<span itemprop="headline">日本版リメイク映画「許されざる者」は凄いらしい。9月13日公開。</span>


映画「許されざる者」日本版が完成
 
 
第65回米アカデミー賞(1992年度)で「作品賞」を含め4部門を受賞したクリント・イーストウッド監督・主演の西部劇を、日本映画としてリメイクした「許されざる者が遂に完成し1日、完成報告会見が都内で開催され、主演の渡辺謙佐藤浩市柄本明柳楽優弥忽那汐里小池栄子李相日監督が登壇した。
 
日本アカデミー賞の有力候補の一角か。
李監督なので「フラガール」「悪人」とみてくると、作品賞は決まりか。
 
 
許されざる者」と聞くと、1960年のジョン・ヒューストン監督の作品があったなとまず思う。バート・ランカスター、オードリー・へプバーの豪華共演だった。これ、あいにく
TV で部分的にしか見ていない。
 
1992年のイーストウッド監督作品も公開当時、何か重苦しいような印象があって、見たのはほんの数年前だった。この映画は、作品賞、監督賞、助演男優賞(ジーン・ハックマン)、編集賞の4部門を受賞(ほかに、ノミネートでは、脚本賞/主演男優賞/撮影賞/美術賞/音楽賞部門)。
 
確かに重厚な映画だった。
イーストウッドはこの映画の脚本を製作の10年以上前から既に買い取っていたが、期間を置いたのは自身が主人公のマニーと同じ年齢になるのを待っていたためという(Wiki)。当時イーストウッドは62歳。製作期間がわずか39日というのが驚きだ。
 
 
イーストウッド作品と李監督作品を出演俳優で比べてみると、どちらも映画界を代表する役者で興味深い。
 
 
日本版「許されざる者」の舞台は、明治新政府の下で開拓が進められている1880年の北海道。かつて“人斬り十兵衛”と恐れられた釜田十兵衛は、今は心を改め、妻亡き後、子供たちと慎ましい生活を送っていた。
 

 
ある日、昔の仲間・馬場金吾(柄本明)から賞金首の話を持ちかけられ、子供たちのために再び剣を取る。 「フラガール」(2006年)、「悪人」(2010年)の李相日監督がアダプテーション脚本を書き、監督を務めた。この監督の徹底したしつこさ、こだわりは、常に俳優たちを苦しめるようで「悪人」の時など、妻夫木聡深津絵里などは、相当役作りで苦労したと以前語っていた。
 
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昨日のスポーツ紙(サンケイスポーツ)によると、会見では完成した作品を見たというイーストウッドからの手紙が披露されたという。イーストウッドは手紙の中で「素晴らしい出来で、非常に満足しています。私の大事な友人である渡辺謙も、素晴らしい演技を見せてくれました。李相日監督をはじめ、本作にかかわった方々への成功を祈っております」と、賛辞に溢れた内容だったようだ。
 
イーストウッドは、俳優に対しても、気配りや優しさがあるようで、「硫黄島からの手紙」に出演した渡辺謙二宮和也を絶賛していたのが記憶に残る。「よーい、スタート!」という掛け声をかけるのが一般的だが、イーストウッドの場合は、緊張感をほぐすように、自然に「ハイ」のひとことで、撮り直しもほとんどしないようだ。
 

 
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渡辺謙は「あっさりと日本映画に置き換えることを許してくれたのは、彼(イーストウッド)の懐の深さ。許してくれたのはもちろん、さらに深く受け止めてくれたんだなと思いました」と感激しきりの様子。
 
李監督はイーストウッドについて「映画界の神様」を称し、「見ていただけただけでも光栄。必死でやったことが、何か映像を通して伝わったんだなと」と、喜びを口にした。
 
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現場はかなり過酷を極めたようで、忽那汐里(「ドラマ「家政婦のミタ」「マイ・バック・ページ」)や小池栄子(「八日目の蝉」「北のカナリアたち」)が、極寒の北海道ロケについて「寒かったです」と激白。柳楽は、寒さよりも大変だったのは、「李監督の演出です」と告白して笑いを取りつつ、たっぷり絞られたことについては「幸せなことでした」とコメント。
 
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ポスターもなにやら、似ている。
 


 
 
 
 
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期待していいようだ。
 
 
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