昭和40年頃のザ・ガードマン
最近では「渡る世間は鬼ばかり」で、大吉役が定着しているが、fpd世代にとっては、なんといっても、「ザ・ガードマン」。1960年代だ。
キビキビした動きで、犯罪組織と戦う男たちのドラマだった。ドラマでは、視聴率は高かっただろう。
この番組は、友人同士で気楽に雑談する番組だが、結構素顔が見られて
面白い。
「渡る世間」の話し方が、演技用に、やや滑舌が悪いようなゆっくりした口調だが、
普段もあの調子のようだ(笑)。
30数年前に、「赤い~」シリーズに、たまたま関根も出演したことがあるという。
撮影現場で、宇津井健よりも遅れてはいけないと思い、1時間半前に行ったら、
もう宇津井がいたという。30分後に、スタッフが到着。宇津井は「この人が、
ぼくのモノマネをしている関根君です」とスタッフに紹介されたのが、当時新人だった関根はうれしく忘れられないという。
宇津井健は、最近の俳優について、「100メートル、200メートルなどの短距離選手が
多い」という。目の前のことにだけ全力疾走ということか。
宇津井健も、自身でモノマネをするという。
誰のものまねをするというのか。
「脱毛の悩みを発毛の喜びへ・・・」
これが傑作。 (この社長も、モノマネされるとは
思わなかっただろう。)
あの、いつもCMに登場する「リーブ21」の社長のモノマネだ!
独特の話し方に興味があるというのだ。
「脱毛の悩みを発毛の喜びへ・・・」(爆)。
いや、最高だった。関根も、小堺もイスから転げ落ちそうだ。
リーブ21といえば、自身の後継社長を公募するというのが、この8月話題になった。
年収3,000万円以上の条件で、選考している最中。
1年半後に若返りを図る体制にするというのだが。
リーブ21で若返れば、社長(まだ58歳)もあと10年は続けられるのでは・・・笑。
80歳といえば、同じ80歳で「健」さんの高倉健も、来年公開の映画を撮影中だ。
50,60で肩が痛い、腰が痛いと言っていられない(爆)。
宇津井健の言葉で印象に残ったのは、俳優のイメージは大切にしたいということだった。昔は、俳優はスクリーンと実生活を完全に分けていたという。プライベートは表に出さなかった。ワイドショーや芸能週刊誌もなかった時代だ。
宇津井があるとき、映画の撮影が終わった後、スタッフと飲んでいたら、「ガードマンが、にぎやかに酒を飲んでいる」と言われたという(笑)。ガードマンだって、酒くらい
飲むでしょう(爆)。
関根も失敗談として、朝駅まで歩いていたら、通行人から「ジャイアント馬場!」
と言われたが、何も反応できなかったという。番組に出演した後なら、テンションもあがっていて、すぐに、モノマネで反応できるが、朝は・・・だった。しかし、芸人は
いつでも対応できないと、と語っていた。
長年俳優をやっていると、偉そうな態度をする人がいるという。何人かいたが、そのうち二人は死んじゃった、と笑わせる。元気な80歳だ。