「ショーン・コネリー/盗聴作戦」(The Anderson Tapes)
「ショーン・コネリー/盗聴作戦」(1971)は、シドニー・ルメット監督作品としては、どちらかというと失敗作の部類かもしれない。ショーン・コネリーが「007」シリーズのアクションから脱皮しようとして、「赤いテント」などに出演したあと、知名度の高いコネリーの名前を冠してつくられた映画だったが・・・。
強奪しようと計画していた一群が盗聴を仕掛けられていたという、おそまつな話で、盛り上がりに欠けた。今から40年前の映画だが、劇場で見た。
テープが、オープンリール・テープというのに時代を感じる。
テレビももちろんブラウン管式で、スクリーンもフラットでなく丸型(笑)。
当時のハイテクを駆使した集団の泥棒映画で、それなりのサスペンスタッチの映画ではあったが。
★★