起源は定かでないようだ。「1日」は、映画の日でもある。
劇場で見たが、邦題は「幸せはパリで」(1969、日本公開1970年10月)である。
パリに行けば、幸せが待っている、という映画かと思ったら、映画にパリは一切出てこないのである。
ほかに、名優・シャルル・ボワイエなどが出演。サリー・ケラーマンの悪妻ぶりは、夫をなめきっている!役だが、映画「M★A★S★H」では、”ホット・リップス”役の貞淑な奥さん役だった。屋外テントの中でシャワーを浴びているときに、テントがひょいっと開いてしまった時の、驚きのあのシーンたるや・・・。見物人の餌食に(笑)。
舞台はフランスではなくて、ニューヨーク・ウォール街。
ウオール街の凄腕の証券マン、ハワード(ジャック・レモン)は、社長(ピーター・ローフォード)にも目を掛けられていた。しかし、ひとたび帰宅すれば悪妻(サリー・ケラーマン)と愚息から虐待を受けるといったみじめな身の上であった。こんな恐妻家の役はジャック・レモンのお得意技だ。
しかし目の前の暗雲を突っ切って進まなければおのれの幸福はない、と確信したハワードは、彼女をわが手にすべく奮闘するのだった・・・(HPより)。
ストーリーは、ほとんど忘却の彼方だが、音楽だけは、懐かしく思いだす。
ラブコメの走りのような映画だったと記憶。
4等社員と、社長夫人のロマンチック・ラブコメで、アンバランスが、笑いを誘った。