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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「幸せはパリで」(The April Fools, 1969、日本公開1970年 )</span>

 
きょう4月1日は、「エイプリル・フール」(四月バカ)の日と言われる。
起源は定かでないようだ。「1日」は、映画の日でもある。
 
こじつけだが、"The April Fools" というタイトルの映画があった。
 
劇場で見たが、邦題は「幸せはパリで」(1969、日本公開1970年10月)である。
 
パリに行けば、幸せが待っている、という映画かと思ったら、映画にパリは一切出てこないのである。
 
フランスの大女優、カトリーヌ・ドヌーブと、アメリカの名コメディアン、ジャック・レモンの共演と言うだけで、面白かった。
 
 
ほかに、名優・シャルル・ボワイエなどが出演。サリー・ケラーマンの悪妻ぶりは、夫をなめきっている!役だが、映画「M★A★S★H」では、”ホット・リップス”役の貞淑な奥さん役だった。屋外テントの中でシャワーを浴びているときに、テントがひょいっと開いてしまった時の、驚きのあのシーンたるや・・・。見物人の餌食に(笑)。
 
舞台はフランスではなくて、ニューヨーク・ウォール街
 
ウオール街の凄腕の証券マン、ハワード(ジャック・レモン)は、社長(ピーター・ローフォード)にも目を掛けられていた。しかし、ひとたび帰宅すれば悪妻(サリー・ケラーマン)と愚息から虐待を受けるといったみじめな身の上であった。こんな恐妻家の役はジャック・レモンのお得意技だ。
 

ハワードは、社長主催のパーティでフランス美女・カトリーヌ(
カトリーヌ・ドヌーヴ)と出逢う。彼らは互いに惹かれあい、こっそりパーティを抜け出すが、実はカトリーヌの正体は社長夫人であったのだ!
 
しかし目の前の暗雲を突っ切って進まなければおのれの幸福はない、と確信したハワードは、彼女をわが手にすべく奮闘するのだった・・・(HPより)。
 
ストーリーは、ほとんど忘却の彼方だが、音楽だけは、懐かしく思いだす
ブコメの走りのような映画だったと記憶。
 
4等社員と、社長夫人のロマンチック・ラブコメで、アンバランスが、笑いを誘った。
 
映像の一部はこちら:http://www.youtube.com/watch?v=Ewl5W5HLpXE