たまには、息抜きの記事でも(いつもそうか)。
頭に「お」をつけることで、丁寧な言葉になるというのも、確かにあるが、なんでもかんでも「お」をつければいいというものでもない。
午前中、土曜日の恒例となっている歯医者に出かけたが、待ち時間に、ふと週刊誌をパラパラみていたら、面白い記事があった。
(一部抜粋、脚色)
イギリス人女性(20代半ば)、キャサリン・ゼッタイ・ジョーンズ
は、英国で日本文学と日本語を勉強していて、日本語の日常会話はほぼ完ぺき。今回、日本の友達、島野中さざえ
(仮名)さんのところに2週間ほどホーム・ステイで滞在中だった。さざえさんが「キャサリンも、4日後には、帰国するから、思いきって熱海の温泉でも案内するか」と、2泊3日で、熱海に向かい、電話番号のCM「4126(良い風呂)」のハットヤに泊まることにした。
気兼ねしないようにと、シングルを2部屋とった。
「お風呂は、この先を右に曲がって、つきあたりにあります。」
キャサリン「わかりました」。
女中「じゃあ、おふろのあと、おとこは用意しておきますか」。
キャサリン、目を丸くして、顔を紅潮させて、「ええ、なんですか」。
(ここは、日本に多くあると聞いていたラブ○というものなのか?)
女中、いぶかしそうに「おとこはどうします」ともう一度、聞いてきた。
キャサリンは、”イギリス人だと思って、男をどうするか”なんて、”男に飢えているとでも思われたのかしら”、バカにすんなよと思って、「男はいりません!」と答えたのだった。(女中も、一瞬、目をシロクロさせたが、ようやく、言葉の行き違いに気づいて、笑いを押し殺していたが、あとで、腹を抱えて大笑いしたことだろう。)
このことを聞いたさざえさんは、はははははと、笑い転げて、「ニホンゴ、ムズカシイ、ネ」とさざえさんの日本語までおかしくなったとさ。
旅館では、「床(トコ)を準備しておきましょうか」と言えばいいものを、「お」をつけたために、とんだことに。
キャサリンは、日本のスーパーにも興味があって、買い物の後、レジの前で、
「ホクロ、イレテクダサイ」と三回くらい繰り返して、話していたようだが、レジの店員も、「ここは、美容室ではないんだが」とキョトンとしていたらしい。
※文中に登場する固有名詞は、似ていても、フィクションです。
日本語も、おかしい時がある。
多くの人がフツーに「お」を頭につけて使う言葉に、「お茶」「お釣り」「お寺」「お金」などがある。
だんだんつけない人が多くなっているのが「お米」「お刺身」「お煎餅」「お水」・・・。
男は使わない「お醤油」「おソース」「お財布」。
一方で、「お」がないとおかしいのは・・・。
おしぼり(「お」がないと、カメラのレンズか?!)
おはよう
お開き (じゃあ、このへんで、で「お」がないと、「アジ」か?!)
お袋 (森進一の歌にもあったな)
おべっか(←「お」がないとハンサム・サッカー選手か?!爆)
お守り(←「お」がないとディフェンスか?!)
お見合い(←「お」がないと相撲)
おはよう
お開き (じゃあ、このへんで、で「お」がないと、「アジ」か?!)
お袋 (森進一の歌にもあったな)
おべっか(←「お」がないとハンサム・サッカー選手か?!爆)
お守り(←「お」がないとディフェンスか?!)
お見合い(←「お」がないと相撲)
お酒だけ「お」を付けて、おビールといわないのは、お不平等か?!。
ブログ友の中には、国名のフランスに「お」をつけている人も見受けられる。「おフランス」。上品でいいんじゃないですか(爆)。
つまらない「お息抜き記事」はこの辺で。