第1作:「Always 三丁目の夕日」2005年11月公開。
第2作:「Always 続・三丁目の夕日」2007年11月公開。
第3作:「Always 三丁目の夕日 '64」2012年公開。
1作目が公開されて、もう6年。2作目からも4年経過。
時代背景は、昭和33年(1958年)ごろだった。東京タワーが完成した年だ。
東京スカイツリーは2012年に完成。
東京スカイツリーができつつある時代を背景にした映画はできないのだろうか。
今、5歳~10歳の子供たちが、30年~40年後に懐かしむような映画が・・・笑。
第1作は、日本映画賞を総なめにした。
2007年に公開された2作目は前作をさらに上回る
興行収入45億円超を記録した。
そして、いよいよ、日本が高度成長時代に突入し、東京オリンピックの年、1964年が舞台となる映画
「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」が3Dで製作されることになった。
東京オリンピックが開催された1964年を舞台に、
今にして思えば、東北から集団就職で上京してきた「イモ姉ちゃん」だった堀北真希は、若手人気女優の一角なのだから、時代の移りは早い。もたいも、タバコ屋の「変わったおばちゃん」だなと初めて見たが、「かもめ食堂」「めがね」などスローライフ映画の常連だ。
映画関連記事によると、東京オリンピックの開会式が開催された1964年10月10日、戦闘機ブルーインパルスが空に五輪マークを描いたとき、驚いてベランダに飛び出したことを明かしたエグゼクティブプロデューサーの阿部秀司は、「戦後の貧しさを吹き飛ばした出来事だった。その感動を伝えたい」と本作の製作意図を明かした。
前作まではVFXで再現された昭和の街並みが話題を呼んでいたが、今回は「3D」での製作が発表された。本作の舞台と同じ1964年生まれの山崎監督は、1作目から思い続けている「劇場をタイムマシンにしたい」という思いから3Dで製作する決意に至ったと語る。
3D用のカメラで撮影する「リアル3D方式」を採用。
(多くは、3Dといっても2Dカメラで撮影して、あとから3Dに変換しているようで・・・)
映画「アバター」に代表されるような奥行きのある3D映像で、観客を1964年にいざなうというから、楽しみだ。
有限会社鈴木オート社長役・堤真一は
「鈴木オートは永久に不滅です」と、どこかで聞いたようなセリフを(笑)。
その妻・トモエを演じる薬師丸は、「ひさしぶりに会った我が息子一平は何と高校生に」と前作からの時代の経過を感じさせる。
鈴木オートに務める星野六子を演じる堀北は、「4年ぶりに六ちゃんを演じるのと、今回は今までにない六子の一面も出てくるので、少し緊張もしています。三丁目の温かい人たちの中で成長した六ちゃんを皆さんに見ていただけるよう、頑張りたいと思います」とアピール。