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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

二葉百合子(78)さん、引退のニュース。

岸壁の母」といえば二葉百合子

このほど芸能生活75年に終止符を打つというニュースを見た。

大ヒット曲「岸壁の母」を歌い続けてきた歌手、二葉百合子さん(78)が歌手生活を引退することが15日、分かった。所属するレコード会社が発表した。

17日に東京都内で二葉さんが記者会見を開き、引退の時期や理由について説明するという。

二葉さんは昭和47年に「岸壁の母」が大ヒット、昨年7月には新曲「百年桜」をリリース。昨年の産経新聞の取材に対し、過去には「引退」の2文字が頭によぎったこともあったが、「多くの人に励まされて、歌手を続けてこられた」と感謝の言葉を口にしていた・・・(新聞より)。

あれは、1985年ごろのこと。
ドイツからイタリアに向かう飛行機の機内。

私はドイツ駐在員で、日本からの会社の同僚と仕事でミラノに向かう途中だった。そのとき、機内のアナウンスがあった。

「濃霧(だったか?)の影響で、飛行機はXX経由となり、いったんXXに着陸します」というアナウンスだったと思う。ドイツ語、イタリア語、英語の順でアナウンスがあり、日本語はなかった。

搭乗していた日本人は、われわれ二人と、日本のご婦人ともう一人くらいだった。
その日本人女性が、心配そうな顔をして、われわれを日本人と知り、心細げに近づいてきた。

「さっきのアナウンスが何を言っているのか心配で・・」というものだった。
ぱっと見て、すぐに“二葉百合子”だと分かった。

「実は霧の影響で、XXに着陸するそうです」と告げると、ほっとした様子。
当時、二葉さんと言えば、歌謡界の重鎮。
思い切って「実は私の両親が、二葉さんの大ファンで・・・」(実際に良くTVなどで
見ていた)と話すと、喜んで話が弾み「両親の住所を教えて」といわれ、教えたところ、後日、実家に丁寧な手紙が届いたらしい。

そんなことがあり、なつかしく思ったが、78歳で75年の芸能生活って・・・笑。