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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「上海レポート」②(fpd特派員)</span>


       ↑アカデミー賞をにぎわしたDVD作品群を購入(「ハート・ロッカー」は遠慮(爆))


fpd特派員が上海に潜入して、2日(16日で3日目)。

驚き、感動、衝撃、失望、中国人気質、そのしたたかさ、バイタリティ・・・さまざまな”発見”の
旅となっています。初めての中国だったことがインパクトがあったようです。町並みは、台湾と
変わらないようにも見えますが・・・。

「上海レポート」②では、廉価DVDの話です。

1昨日の日本の朝刊だったか、中国の違法コピー、著作権の侵害がはびこっていることから、
日本と中国で「日中著作権問題」に関して覚え書きかなにか協定が結ばれたというような記事を
ちらっと見ました。守られるとは想像できませんが(爆)。

同行した中国人のTさんに、仕事・夕食のあと昨日夜9時ごろにDVD(映画)の売っているところを
知っているかと聞いたところ、「知っている」俺にまかせておけというように、とある大型スーパーマーケットに行きました。そこで、スーパーのまわりにいた何人かの屋台の行商(簡単な食べ物などを売っている)にTさんが何やら聞いていました。

(もうこのあたりの会話は、その世界のひとにしかわからないことを話しているようで日本人にはついていけない世界です)。

Tさんいわく。

「(屋台のおじさんによると)いま、パンダがいなくなったところだから、あと、2-3分待って」だった(笑)。パンダというのは、警察、警備員などを呼ぶのだそうだ。許可のない営業・販売を時々、みまわりにきているらしい。

fpd、映画の中にいるような錯覚で、「インファナル・アフェア」の世界に踏み込んだかなと
思ったら、リアカーのような車と大きな木箱でできた車を転がしてきたおばさん・おじさんが
どこからか電光石火のようにやってきました。そのおおきな箱を、さっとあけると、DVDが、
昔のレコードショップのようにずらりと並んでいた。

映画のDVDが1枚、なんと4元というから、単純に日本円にすると15倍なので、60円!

上海ガイドブックを、事前にちらりとみたところでは、廉価(海賊版)DVDは100円くらい
とあったので、ある程度は予測していたものの、「60円」には、”驚き”と”感動”。

Tさんを通じて、「よーく、確認しました」。画質は? ジャケットがブルーレイになっているが
DVDでまちがいないか(ジャケットの右下にDVDで再生可能とあった)。画質は、DVDの
オリジナルの複製で問題ないとのこと。(実際に、購入した後、試しに再生したところ、まったく
問題なし。)

信じられない映画タイトル!

日本では、今週末(3月19日)公開の期待のミュージカル「NINE」が目に飛び込んできたときの
“衝撃”。

驚くのは早かった(笑)。

おもわず、考えるまでもなく、手に取り、「おお、これも、これも、あ、これも・・・」と
手に取った作品は・・・「AVATAR」(このさい3Dは見たから、2Dでもいいか)、
イングロリアス・バスターズ」(劇場で見ているので、持っておくしかない!)、未見だった
「インヴィクタス」も手にしたのは、言うまでもありません!

こちらが日本人と知るや、「こんな日本映画、ドラマもあるよ」と多分言って手渡されたのが、
日本のDVDをごそっと。大きな箱は、数列に仕切られていて、ある一列を見ると、日本映画が
ごっそり。日本では、レンタル料が、旧作で90円というのを最近利用しているが、今回は、販売
で60円・・・”見てもいいかな”作品を5本選んだのでした。

日本関連はこちら:




この5本は、2枚組で、価格は2倍でしたが。

ということで、DVD9タイトル、14枚で、55元(約840円!)。

”パンダ”に見つかり、注意を受けるかもしれないという「危険な」任務に近かったものの、
成果を振り返りながら、寒風の中、ホテルに帰るfpdの姿があった。