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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「めがね」(2007)・・・「かもめ食堂」スタッフ再結集!</span>


かもめ食堂」(2006)を取り上げたところ、それなら「めがね」もいいよ!
というお勧めが、多くの人からありましたので、早速見ました!

予想以上に面白かった!

さらに、人間もゆったり、サクラ(もたいまさこ)など、大豆がぶつぶつ煮たっている
鍋を見たきり、何分も微動だにしない(笑)。

前作の「かもめ食堂」でも、料理する食堂経営者の小林聡美の焼くシャケや、おにぎり、カツのおいしそうだったこと!

「めがね」では、今度は、海辺の宿「ハマダ」を経営するユージが作る朝食や、圧巻は、サクラの春限定にどこからかやってきて、海辺の小屋でつくる”カキ氷”のおいしそうなこと! 

甘そうな小豆たっぷりにカキ氷をのせたあと、シロップをかけていたようだが、甘党のfpdも思わず食べたくなりました・・・。サクラは客からはお金をとらない(その代わり・・・?)


南の小さい島の海辺に、ひとりプロペラ機から下り立った女・タエコ(小林聡美)。

その島は、都会とはだいぶ違っていた。不思議なことだらけ。見たこともない不思議な”メルシー体操”とよばれる踊りを早朝に踊る人々。いつも遅刻ばかりくりかえしている高校教師・ハルナ(市川実日子)、笑顔で皆にカキ氷をふるまうサクラ、飄々と日々の仕事をこなすハマダの主人・ユージ(光石研)。

どうやらここに住んでいる人たちは、みな ”たそがれる”のが唯一の目標のようだ。

”たそがれる”ってなんだろうと不思議がるタエコも、だんだんそれがわかっていく・・・。

宿に「どこか観光するところはありますか」と聞くタエコに、「そんなものはない」という
ユージやハルナ。南の島を舞台に、またまたゆったり感のただよった映画でした。





なお、タイトルの「めがね」は、特に意味はなく、タイトルが決まってから、全員にめがね
をかけさせたそう。音楽もピアノが流れ、ユージとハルナが弾くマンドリンなどが印象に
残る。携帯も通じない。遊ぶものもない。自然だけ。それもいいかも(爆)。

2本の映画で独得の世界に引き込まれましたが、こうなったらその後の映画「プール」も見たくなってきました(爆)。

(キャスト)
タエコ:小林聡美
ハルナ:市川実日子
ヨモギ加瀬亮
ユージ:光石研
サクラ:もたいまさこ
森下:薬師丸ひろ子
犬のコージ:ケン

(監督・脚本)
荻上直子



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