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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「悲しみは星影と共に」(1965、公開1966)

「悲しみは星影と共に」は、イタリア映画で、ウン十年前の学生の頃、TVの洋画劇場で見ました。
哀切のメロディと、チャップリンの娘、ジュラルディン・チャップリンが印象に残る映画です。たまたまサウンドトラックを見つけましたので、久しぶりに聴いてみました。
「あぁ、あの曲だ」と蘇ります。一度聴いたら忘れない曲です。

 

第二次大戦下のユーゴスラビアが舞台。

 

当時、ユーゴスラビアは、ドイツの占領下にあった。パルチザンに恋した一人の少女、レンカが、ドイツ軍の目をくぐって恋人と密会を重ねる。彼女には盲目の弟、ミーシャがいるが、恋人と会うときは弟を柵に縛り付けたりする。ある日、戦争で死んだと思った父が帰還して喜ぶが、負傷した娘の恋人をかばって死んでしまう。

 

そして、レンカは捕らえられる。若いレンカにとって、青春の唯一の甘美な思い出は、保育園でのイヴァンとの淡い恋の数日だけだった。レンカは収容所に送られることになり、ミーシャには「目の手術のため病院に行くのだ」と話した。
 
「もうすぐ、何んでもみえるようになるのよ」ミーシャの肩を抱きしめ、貨車の中でしゃべり続けるレンカの頬を、涙がとめどなく流れるのだった。

 

 

監督: ネロ・リージ
音楽: イヴァン・ヴァンドール
出演:
ジェラルディン・チャップリン(「ドクトル・ジバゴ」)
フェデリーコ
ニーノ・カステルヌオーヴォ(「シェルブールの雨傘」)
ステファニア・カレドゥ
 
☆☆☆