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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「かもめ食堂」 (2回目):フィンランド人には、おにぎりはびっくりか。

 

     

 
衛星放送で、きょう午前中は「かもめ食堂」「めがね」を連続で放送していたので、また見てしまった(笑)。
 
2本を見比べると、やはり「かもめ食堂」がいい。
ラストシーンがとくにいい。
 
フィンランドヘルシンキで、日本式食堂をオープンしたが、一体地元の人たちが
お客として入ってくるのか・・・。最初は、怪訝な顔をして、食堂の中を覗き込んでいた人も、ひとり、ふたりと中に入ってきて、いつしか超満員に・・・。
 
にこにこしながらおいしそうに食べるフィンランド人の姿があった。
 

 
店をオープンしたサチエ(小林聡美)が、プールで泳ぎ、店が成功したので、ふぅーと息をついて「よかった」と独り言を言うと、周りで泳いでいた地元の女性たちから一斉に拍手が・・・。
 
そして、ラストシーン。
 
サチエの店で働いているミドリ(片桐はいり)が、同じくいまは店を手伝っているマサコ(もたいまさこ)に対して、「マサコさんの”いらっしゃいませ”は、丁寧すぎませんか」という。それを聞いていたサチエが、「マサコさん、やってみて」と。
 
マサコは、ゆっくりと「いらっしゃいませ」と深々と頭を下げる。
ほらね、というミドリに対して、サチエは「(ていねいで)いいんじゃない」という。
 
こんどは、マサコが、ミドリに「ミドリさんのは、ちょっと、ぶっきらぼうじゃない?」という。それを聞いたサチエがミドリに「やってみて?」というと、ミドリは「いらっしゃい!」
とやや乱暴な言い方でいう。マサコ、サチエは笑うが、「ミドリさんらしくて、いいんじゃない」とサチエがフォロー。
 
「サチエさんの”いらっしゃい”は、気持ちがこもっていて最高」とマサコとミドリが口をそろえて言う。
 
マサコとミドリが、サチエに「ねえねえ言ってみて」と促す。
 
「いいえ、いいですよぉ」と遠慮して、話題をそらそうとするが、その時、一人の客が
はいってくる。
 
サチエが、客の方を見て・・・。
 
”いらっしゃい”
 
で、ジ・エンド。
この”いらっしゃい”の言葉の効果的なこと!
 
ここに出てくる食事、これがどれもうまそうだ!
唐揚げ、おにぎり・・・笑。
 
小林聡美という人は、実際に料理も得意のようだ(爆)。
 
 
 
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