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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">昭和の漫才と今のお笑い</span>

昭和のお笑いは、それぞれの芸人が、持ち味があって、長続きした。
平成の今は、出ては消え、寿命が短い気がする。

波田陽区」は、本人も当時言っていたが、すぐにピークは終わると。
本当に「終わった」(笑)。

「HG」も、普通の素顔も、チラッと見せてしまってから人気が落ちたようだ。

お笑い芸で、活路を見出したり、バラエティでかろうじてゲスト出演したりと、
なかなか生き残るのは難しそうだ。

今、売れているのは、「友近」「にしおかすみこ」「世界のナベアツ」「エド・はるみ
などか。「友近」は、独自のスタイルで、一人芝居がうまい。歌も一流並み。



 ←一見普通だが、とんでも
 ない(!)エド・はるみ
 3月くらいから、よく名前を
 聞くようになったエド
 はるみは、先日初めて見た
 が、椅子から転げ落ちそうに
 なった(怪我はなかったです
 が=笑)。

 めがねをかけて、スーツ
 姿で、英会話の先生の
 ようなスタイルで登場。
 「~講座」と称して、
 アドバイスをする。

 突然、スーツを脱ぎ
 捨てて、ショート・タイツ

姿になり、「~は ”グー”(Goodのこと)」と踊りだす。40代(1964年生まれ)だが、スタイルがよく、演劇出身らしく、話すテンポも小気味いい。「恥も外聞も捨てて」のパフォーマンスで、少しやりすぎ?の感もあるほど。


こういう一発芸の多い最近の芸人だが、昔の芸人は、漫才にしても、掛け合いのうまさ
で、聞かせた。

大正テレビ寄席」は人気番組のひとつだった。

ウクレレ漫談の牧伸二が司会進行役として、一躍有名になった。




 多くの有名な落語家などが出演した。

 主な落語家だけを拾っても・・・

 林家三平
 月の家圓鏡(現:橘家圓蔵
 古今亭志ん朝
 三遊亭小金馬(現:4代目三遊亭金馬
 三遊亭歌奴(現:三遊亭圓歌
 桂米丸
 柳家金語楼
 ・・・などがいた。

漫才師では・・・




Wけんじ(東けんじ・宮城けんじ)・・・”やんな!”でブレーク。
コロムビア・トップ・ライト・・・政治ネタ中心で、トップは政治家に転身(平成16年没)。
内海桂子内海好江
獅子てんや・瀬戸わんや
青空千夜・一夜
青空球児・好児
晴乃チック・タック晴乃タックは現:高松しげお
・・・ など。

コミックトリオ・コント関係では・・・




コント55号坂上二郎萩本欽一)・・・とにかくステージを動き回るコンビは、一時代を築いた。
てんぷくトリオ三波伸介伊東四朗戸塚睦夫)・・・伊東は役者で活躍。
トリオ・スカイライン東八郎原田健二小島三児
漫画トリオ横山ノック上岡龍太郎青芝フック
ナンセンス・トリオ
チャンバラトリオ南方英二山根伸介ほか)
東京コミックショウ 
・・・など

コミックバンド関連では・・・

ザ・ドリフターズいかりや長介荒井注高木ブー仲本工事加藤茶
ドンキーカルテット小野ヤスシほか)
殿さまキングス(後に歌手に転向)
玉川カルテット
ぴんからトリオ(宮史郎ほか・後に歌手に転向)
ラクーダ
・・・などがいた。

時代が違うので、どうこう言えないが、かつてのお笑いは、じっくりと聞かせた
ことだけは確かなようだ。今は、中身よりも ”ビジュアル”が重視されるような
気がする。

にしおかすみこのSM的な「女王様スタイル」。
フランケンシュタイン風(?)フランチェン
・・・。