ジョージ・クルーニー(1961年5月生まれの46歳と若い!)はどちらかというと
敬遠していた俳優の一人。
最近何本かの映画では、硬い、骨のあるところを見せており、名優に近づいている
印象を持った。2,3日前にTVのインタビューでしゃべっていたが、若々しく
まじめさがにじんでいた。声が昔の声優の若山弦蔵(知っているかな?)のように
よく通る。ハリウッド俳優の多くは、政治的活動も活発のようだ。
大統領選では、オバマ支持を買って出ているようだ。
それはともかく、初めて見た映画は、2004年の「ディボース・ショウ」だった。これは、キャサリン・
ゼタ=ジョーンズ相手のロマンチック・コメディだった。
「オー・ブラザー!」は、それなりにクルーニーの持ち味が出ていた。
俳優仲間からも慕われるというクルーニーは「オーシャンズ11」で、それこそ
オリジナルの「オーシャンと11人の仲間」フランク・シナトラの存在。
「オーシャンズ11」に集まった俳優は、そうそうたる俳優ばかり。
ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツなど。
「オーシャンズ12」では、再共演のキャサリン・ゼタさんが参加。
この映画は、きりっとしたゼタさんが一番の見所だった(笑)。
「オーシャンズ13」では、なんとアル・パチーノ、エレン・バーキンなど、ベテラン
俳優が参加した。
クルーニーはもてるのだろう。
共演女優は、ハリウッドの代表女優ばかり。
ゼタさん、ジュリアのほか、意外と面白かった「ピースメーカー」では、ニコール・キッドマン
と共演している。このときのキッドマンはいいですね。 蛇足ですが、キッドマンの声の響きが
お気に入りです。「さらば、ベルリン」では、ケイト・ブランシェットが共演。
「グッドナイト&グッドラック」では、映画の中では、脇役に回って目立たなかったが、
製作者として、名を連ねていた。
そして、今回アカデミー賞主演男優賞候補にもなった「フィクサー」である。
「フィクサー」というタイトルは安易に思うが、期待している作品の1本。