fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1960年代(40)「続・荒野の七人」(1966)</span>

「続・荒野の七人」(1966)は、大ヒットした西部劇アクション大作「荒野の七人」(1960)の続編。

「続・~」は、やっぱり「正編」にはとうていかなわないという「典型的」作品だった(笑)。

設定は、1作目とほぼ同じ。

苦しんでいる農民を助けるため、ガンマン、七人が集まってくる。
そして犠牲を払いながらも、農民を救う・・といった内容。




七人のガンマンの親分、クリス役に前作で演じた眼光鋭いユル・ブリンナー
配し、ガンマンの一人には、TV西部劇の大スターだったロバートフラー(「ララミー牧場
のジェフ役で日本では、大ブレーク)が参加したのだが・・・。

音楽は、引き続きエルマー・バーンスタインが担当し、これは良かった。

舞台は、19世紀も終わりに近いころのメキシコ。

貧しい農民たちが砂漠に囲まれた不毛の土地にしがみついて細々と暮していた。

ある日、その地域で悪業の限りをつくしていた男ロルカ(エミリオ・フェルナンデス)一味が
村を襲い、男たちを捕らえて消えていった。

ロルカは戦いで破壊された自分の領地を再生しようと、農夫を集め奴隷のように労働させていたのだ。

捕えられた男の中には、かつて6人の仲間と村人のために馬賊と闘った経験のあるガンマン、
チコ(ジュリアン・マテオス)がいた。



               左が当時、日本で人気絶頂だったロバート・フラー

同じ頃、チコの昔の仲間クリス(ユル・ブリンナー)とビン(ロバート・フラー)は
近くの町で闘牛見物に興じていた。

そこへチコからの伝令として、1人の少年が、クリスらに、状況が伝えられた。

二人は、早速村へ急行すべく仲間集めを開始した。

新たに屈強のガンマンを探さねばならなかった・・・。

数回にも及ぶ、一味との攻防戦で、一味は崩壊した。



 再び平和を取り戻した村に
 響く鐘楼の鐘の音。
 壮烈な死をとげた仲間たち。

 去って行くクリスとビンを惜しむ
 ような鐘の音が響いた。












「荒野の七人」のときのような、ガンマンの個性がイマイチだったのか、
続編の宿命か。

その後、第3作「新・荒野の七人」、4作「荒野の七人/真昼の決闘」(紛らわしい!)
が作られたが、見ていない(爆)。

やはり、第1作目のアクション大作のインパクトには遠く及ばないだろうと
思ったから(笑)。