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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(107)「エアポート 77 バミューダからの脱出」</span>


「エアポート77 バミューダからの脱出」(1977)は「大空港」(1970)に始まる
“エアポート・シリーズ”の第3作目。

大空港」は、空港パニック映画として、大ヒットし、その後「エアポート75」が製作された。

1977年に製作されたから「エアポート77」というタイトルは、いかにも安直な気がする・・・(笑)。

「77」では、俳優ががらりと変わる。

往年の名優が出ていた。

ジェームズ・スチュアート(「グレンミラー物語」)
ジャック・レモン(「アパートの鍵貨します」)
オリヴィア・デ・ハヴィランド(「風と共に去りぬ」!)、
ジョセフ・コットン(「第三の男」)
クリストファー・リー(「吸血鬼シリーズ」)


など 

物語は、ハイジャッカーを乗せたジャンボ機が海中に墜落し、脱出する人々の姿を描いた。

ティーヴンス(ジェームズ・スチュアート)は、億万長者のビジネスマンで美術収集家。
コレクションと邸宅を美術館として寄贈するため、自家用ジャンボ機にスポンサー、友人など
美術品を乗せパーム・ビーチまで運ぶことにした。


パイロットはドン(ジャック・レモン)、旅の責任者はスティーヴンスの秘書のイブ
(ブレンダ・ヴァッカロ)。

主な客には金持ちのエミリー(オリヴィア・デ・ハヴィランド)、ニコラス 3世(ジョセフ・コットン)、
海洋学者のマーティン(クリストファー・リー)とその妻カレン(リー・グラント)などがいた。
ポーカーをする者、盲目のピアニストの演奏、と人々は楽しんでいた。

出発直後にドンがコクピットから出たのを合図に、有毒ガスが換気装置に流れ始めた。
ハイジャックだった・・・。

美術品を持ち出す計画だった。

しかし、突然、天候は悪化し、事態は思わぬ方向に・・・・。

濃霧のため油田タワーに機は接触し、そのまま海中に突っ込んでしまったのだ。

このシリーズの常連として、ジョージ・ケネディが、ジャンボ機の製造会社の人間として登場、
存在感を示した。 

シリーズとしては、取り立てて新しさがなく、海底からの脱出劇が見所といった
B級の作品となった。

この映画のあと「エアポート80」が製作されたが、見ていない(笑)。
このシリーズも「75」で終わったかなと思ったから(爆)。