映画関連のこの1冊といえば「世界映画人名事典・男女優編」(1974年)だ。
キネマ旬報社が発行した「世界映画人名事典・男女優編」(定価:2,800円)
が、映画の俳優情報のすべてだった。巻末を見ると、発行は、昭和49年
(1974年)12月9日とある。今日まで、30年以上も手元にあり、手垢で擦り切れるまで使っている。読み物としても、俳優の生い立ちやら、ゴシップやらがわかり面白いのだ。
特別の大スターは、1ページを割いて解説がある。これで、その俳優については、おおよその概要がインプットされる(爆)。「A-Z」まで、興味のある俳優に
ついては、横線を引いたりして(学生か?)して、覚えたものだ。
いつも、ぱらぱらめくっているので、自然に誕生日まで覚えたりして(爆)。
ところが、物忘れも多くなって、よく名前が出てこないこともある。映画のタイトルと顔はわかっているのに・・・と悔しい思いをすることがある。歳のせいか・・・笑。
その後、改訂版が出たのか知らない。
この辞典には、ロバート・デニーロもぎりぎり入っていない。ロイ・シャイダーとか、1972-3年ごろに活躍していた俳優は、年齢が若くても入っている。
映画で気になった俳優については、すぐに調べてみる。
そんなこんなで、この1冊は、映画の原点とも言うべき本だ。
(TVのコマーシャルではないが、お金では買えない ”プライスレス“の本なのである。)
ほんの中味を、いくつか紹介すると・・・。
やはり、アラン・ドロンが真っ先に(笑)。
今見ると、書き込みが。Astayさんにも、知らせなくては(笑)。
映画・ドロンサントラで知られるジュリアンさんは、モニカ・ヴィッティか。
憂いがあって、唇を半開きのところが、魅惑的です(笑)。
そのほか、トップ女優に君臨し、人気が衰えないオードリー・へプバーン、男臭さで人気
だったチャールズ・ブロンソン、おっと、お隣のページには、ユール・ブリンナーの顔も。
もう一人、クリント・イーストウッドも忘れてはいけない(爆)。
イーストウッドの旧作のチラシは価値がありますと教えてくれたキッズさん。その頃、わかっていたら「奴らを高く吊るせ!」も取っておいたのだが・・・爆。
それが、希少価値というもので、仕方がないか(笑)。