あるブログで知った言葉・・・「イタ・フラ映画」(笑)。
イタメシよりはわかりやすいか(爆)。
東京の「三百人劇場」というところで、かつて「フランス映画の輝き」
「イタリア映画の誘惑」という特集を組んでいた。
映画のラインアップは、
「天井桟敷の人々」☆☆☆☆
「魂のジュリエッタ」☆☆☆
「甘い生活」☆☆☆☆
「大いなる幻影」☆☆☆
「素晴らしき放浪者」(―)
「ミュリエル」(-)
「ヒロシマモナムール+夜と霧」(―)
「フレンチ・カンカン」☆☆☆
「冒険者たち」☆☆☆
「ベルトルッチの殺し」(-)
「赤い砂漠」☆☆☆
「若者のすべて」(-)
(「若者のすべて」を除いて、2本立て、1回1400円だった。通し券は10,000円ですって!。笑)
(☆4つ=感動です、3つ=お勧め、(-)未見)
60年代の映画では、モノクロ独特の陰影を帯びた美しさがあった。
ハリウッド的な大作、大スターとは対照的に、人間臭さ、絶妙の
演技、幻想的シーン、虚脱感などがイタリア映画などでは感じられた。
今の映画は、技術に走る傾向があるように思える。
いいことか悪いことかは別にしても、「ロードオブザリング」「ハリーポッター」
「パイレーツ~」・・・なども映画的には素晴らしいが、“イタ・フラ”の
しっとりした感動も忘れがたいものがある。