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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">イタリア映画に進路を取れ!「鉄道員」(1956)</span>


      Il Ferroviere - 「鉄道員」(YouTubeはこちら:https://youtu.be/bcyrn754cQM )
 

 
 
映画というのは、同じ映画であっても、10代後半くらいで見たときと、30代、40代などで見たときとでは人生経験、社会経験などのあるなしで印象は異なるものだ。

”家族”がテーマだったりすると、子どもの目線、父親の目線、母親の目線と違ってくる。年齢を重ねて心情が理解できることも多い
 
あらゆる世代にも感動を与える映画というのも存在する。
イタリア映画の名作「鉄道員」もその1本かもしれない。
 
Youtubeの数分間の映像でも、雰囲気が伝わる。
 

 

幼いサンドロの眼を通して語られる初老の鉄道機関士とその家族の生活。
戦後イタリアの庶民の日常。

サンドロの父アンドレアは特急を運転する機関士。 年の離れた姉ジュリアと、兄マルチェロは、それぞれ問題を抱え、素直になれず、父と反発してばかり。 ある日、アンドレアは不注意から事故を起こしてしまい、それをきっかけに歯車が狂い始める・・・。
 
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映画音楽のスタンダード曲ともなっている哀切を帯びた旋律のテーマ音楽。
子役サンドロを演じたエドワルド・ネヴォラの名演。監督で父親役のピエトロ・ジェルミ、妻役のルイザ・デラ・ノーチェのすばらしさ。娘役のシルヴァ・コシナの清楚な美しさ。
 
貧しいイタリアの一家を描いているネオリアリズム映画の一本。ブログを初めて間もないころ一度紹介している。
 
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1950年代~60年代前半にかけてはモノクロのイタリア映画、フランス映画で、印象に残る映画が多い。
 


ざっとタイトルだけ挙げても「自転車泥棒」「道」「甘い生活」「刑事」「8 1/2」「ブーベの恋人」「かくも長き不在」「シベールの日曜日」「禁じられた遊び」「太陽はひとりぼっち」「若者のすべて」「昨日・今日・明日」など多数。
 
 
 
 
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