映画チラシ⑤「ある愛の詩」(1970)
これは泣かせました(笑)。
いわゆる、映画の純愛ブームに火をつけた作品でした。
1970年の公開時に見ました。
主題歌は、大ヒット。
「愛とは決して後悔しないこと」のセリフが有名に。
監督は、アーサー・ヒル(「おかしな夫婦」「ラ・マンチャの男」など)。
オリバー(ライアン・オニール)は、医師から妻のジェニー(アリー・マッグロウ)
が白血病により死期が迫っていることを知らされ、ニューヨークのセントラル・パーク・
スケート場の観覧席で、沈んでいた。ここから、回想シーンにより物語が進行していく。
二人の主演俳優は、当時ほとんど新人だったが、この映画をきっかけに、スターとなって行った。
無名俳優であったことで、新鮮さがあったのがよかったかもしれない。
ラストシーンで、また最初の場面と同じ、セントラル・パークの観覧席に腰を下ろして
動かないオリバーの姿があり、冒頭のシーンとは、また違った印象を強く持つことに
なり、目頭を押さえることになりました。
所有の映画チラシは、2-3年後の1972-3年のリバイバル時のものです。