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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「加賀まりこ」・・・日本のバルドーか、奔放なイメージ。</span>

 
 NHKの朝の番組のゲストは「加賀まりこ」(1943年生まれ)だった。
 個性的キャラでチャーミング。
 
 この人を見ると、いつも「ブリジット・バルドー」を思い起こす。
 なんとなく、日本人にとっての加賀まりこは、フランス人にとっての
 ブリジット・バルドーのような存在かなと、ふと思うに過ぎないことだが。

 加賀本人も語っていたが、1960年代のはじめころは、日本でも、フランスの
 ヌーベルバーグ(新しい波)のようなものがあったという。

 加賀は、高校生のときに、2人連れの中年ぽい男にスカウトされたという。
 学校の帰り道という。

 その二人は、”ずーずー弁の寺山修司”と、篠田正浩だったという。
 「ナンパにしては、おっさんたちだった」と思ったという。

 
 明星学園高等学校在学中の1960年、フジテレビ系ドラマ「東京タワーは知っている」
 でデビュー。

 

   「六本木族」の仲間入り
   をして、映画デビュー作
   「涙を、獅子のたて髪に」
   など、数々の映画やCMで
   作品に出演。

   小悪魔的なルックスで人気を呼ぶ。
   常に発言が正直かつ強気であったため、
   「生意気」のレッテルを貼られ、
   とんがったキャラクターイメージ
   でお馴染みとなる。父・加賀四郎は
   大映のプロデューサーだった。

   小悪魔的=ブリジット・バルドー
   イメージかもしれない。
   毒舌でも知られる。
   「気持ちは、いい人とわかるが、言い方が
   きつい」とは親友の浅丘ルリ子。 

 



 いい映画、役にめぐり合うのは、10年に1本という。
 今後は、10年ごとの節目に、いい役にめぐり合えればいいと、淡々と語っていた。
 モノには執着しないという。そのため、小さいころの写真などは、引越しの度に
 棄てていて、まったく残っていないという。

 日本人女優としては、少しバタ臭いところがある。
 川端康成にかわいがられ、「雪国」に出演したこともある。
 60歳を過ぎているが、キュートな感じは、変わっていない。

 あまり代表作というか映画は見ていないなと思った。
 歌番組(「夜のヒットスタジオ」)の司会のイメージが強い。

 



 「若手女優をよくいじめていた」と報道された。
 が、それは「面倒を見ていた」のだという。度胸が据わっている(笑)。

 ついでに、小悪魔といえば、この人。
 ブリジット・バルドー