↑上から、「ローマの休日」「イブの総て」
これまで、「70年代」「80年代」「90年代」「2000年代」「60年代」のベスト10を紹介しました。
今回は「50年代」です。もちろん、リバイバル上映で見たものばかりです。
基本的に劇場で見たものが大半です。
①「ローマの休日」(1953)
・・・オードリー・ヘプバーンは、この映画が原点でしょう。これで、がっちりファンを
捉えました。いまだに、CMで旧作品のシーンを使って登場しています。亡くなって10数年ですが。
キュートで、愛らしさを備えた永遠の「妖精」というしかないですね。
②「ベン・ハー」(1959)
・・・超大作・スペクタクル巨編という点では、最大級の映画でした。チャールトン・へストンの
野性味が存分に発揮されていました。馬車(戦車)競争のシーンは、迫力満点。
③「旅情」(1955)
・・・ベニスのすばらしさ。キャサリン・ヘプバーンの名演技。音楽「サマータイム・イン・ベニス」
もすばらしい。
④「死刑台のエレベーター」(1958)
・・・あっといわせるラスト・シーン。マイルス・デイビスのジャズ音楽が最高。モノクロ。
⑤「鉄道員」(1958)
・・・鉄道員一家の悲哀。音楽のすばらしさと子役のかわいさ。「泣かせる映画3本」のうちの1本で
す。これもモノクロ・スタンダード。
⑥「シェーン」(1953)
・・・西部劇の傑作。アラン・ラッドはこの映画1本で、有名に。あまりのすばやい拳銃さばきに
子役が「目をシロクロ」させるシーンがすごい。渡り鳥、渡世人(といったかどうか=笑)としては、
子供の母親に想い寄せていても、「居残ることはできない」のでまた旅立つことに。そこへ、こだま
するラスト・シーンの「シェーーーーーーーーーン、カムバッーーーーーーーク」が響きます。
このラストシーンからイメージした「遥かなる山の呼び声」が山田洋次監督で映画化されました。
⑦「エデンの東」(1955)
・・・この1作で、ジェームス・ディーンは、日本では永遠の青春スターの地位を確立しました。
小森のオバチャマも毎年墓参りに行ったというくらいすごい人気だったわけです。
⑧「イブの総て」(1950)
・・・演劇界の熾烈な競争社会を描き、新旧の女優が熱演した。大物女優(おそらく米国では、
オールタイム・トップ3は確実)のベティ・デイビス主演で、この後釜をねらうアン・バクスター。
さらに、その後にも新人女優が現れ・・・。こういう内幕もの、大好き人間です!(爆)。
⑨「欲望という名の電車」(1951)
・・・「風と共に去りぬ」から一転して、ビビアン・リーがマーロン・ブランドらと白熱した演技
合戦。リーは、「風」に続いて2度目のアカデミー賞主演女優賞獲得。それにしても、リー、ブランド
両者は演技がすごい。
⑩「サンセット大通り」(1950)
・・・グロリア・スワンソンは、かつて名女優であったが、いまは落ちぶれていた女優を
演じて、凄みをみせた。実際に、スワンソンもこの映画でカムバック。鬼気迫る演技です!
またまた、有名な作品のオンパレードとなってしまいました。
見てない方がいれば、いづれもお勧めです。
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