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<span itemprop="headline">★ドラマ「コンフィデンスマンJP」第4話(「映画マニア編」)。</span>



コンフィデンスマンJP」第4話は「映画マニア編」。
映画ファン、マニアをくすぐる内容が満載で、1時間ドラマで終わらすにはもったいない贅沢さだった。
長澤まさみが、マリリン・モンロー、アジアのトップ女優、カフェバーのママなど”七変化”ぶりを演じる。


 
このドラマは、長澤まさみのコスプレ・ドラマだ(笑)。

リーガルハイシリーズなどで知られる脚本家・古沢良太の最新オリジナル作品。一見、平凡で善良そうな姿をした主人公のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人の信用詐欺師たちが、金融業界、不動産業界、美術界、芸能界など、毎回さまざまな業界を舞台に、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる痛快エンターテインメントコメディー。
 
第4話は、食品会社の社長が外国産の肉を国産品と偽装して、社員にも強制する2代目ワンマンで映画オタクの人物を成敗する話だった。

・・・
ダー子(長澤まさみ)は、食品メーカー・俵屋フーズで工場長を務めている宮下正也(近藤公園)が、自社製品の産地偽装を告発しようとしていたことを知る。看板ヒット商品の缶詰「うなぎのカレー煮」で、外国産のうなぎを国産だと偽って使用していたのだ。

しかし宮下は、同社社長・俵屋勤(佐野史郎)の脅しに屈し、告発文を出すことはできなかった。俵屋は典型的な二代目のお坊ちゃんで、公私ともにやりたい放題、社員へのどう喝、セクハラも日常茶飯事、というとんでもない男だった。

そんな俵屋を新たなターゲットに選んだダー子は、彼が熱狂的な映画ファンであることに注目する。ダー子たちは、俵屋が定期購読している月刊キネマ新報を、“映画人が愛した銀座のカフェバー・スワンソン”なる記事を載せたニセモノと差し替えて、彼をその店に誘い込むことに成功する。

そこで、新人映画監督に扮したボクちゃん(東出昌大)と、映画プロデューサー役のリチャード(小日向文世)が巧みに俵屋に近づき、オールスターキャストで制作されるという新作時代劇映画への出資を持ちかける。

ところが俵屋は、ボクちゃんたちの話にかなり興奮していたにもかかわらず、何故か出資話には興味を示さず・・・。 


 
これまで長澤は、壺振り師、キャビン・アテンダントインターン、中国人バイヤーと、さまざまな扮装を見せてきたが、今回扮するのは本業と同じ女優。


 

予告映像では、自信満々に「
私、女優だもの」と語っている長澤まさみ(予告編=下)だが、コメディエンヌとして、アジア最大の女優マギー・チャン(架空人物)を魅力たっぷりに演じたかと思うと、女剣豪として、スピーディな殺陣をみせる。美貌と長身のスタイルでこの数年、一気にトップ女優の先頭に躍り出た印象。

マリリン・モンロー出演映画のシーンが登場したり、カフェバーの名前が、映画ファンなら誰でも知っている「スワンソン」もいかにも映画オタク。もちろんグロリア・スワンソン(「サンセット大通り」の名女優)のこと。太秦を連想させる京都撮影所では、伊吹吾郎の撮影シーンも描かれている。


最後にどんでん返しがあるのが見所。
長澤まさみは「世界の中心で、愛を叫ぶ」(長澤まさみが16,7歳で主演)で初めて見たが、正統派美人の登場で、「吉永小百合の再来か?」と記事に書いたことがある。

これほど自由自在にコメディを演じられる女優になるとは思わなかった。転機になったのは「モテキ」か(笑)。あれにはぞくぞくさせられた(笑)。

■第4話予告編。














予告編




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