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<span itemprop="headline">★ドラマ「コンフィデンスマンJP」第1話【ゴッドファーザー編】。</span>



コンフィデンスマンJP」第1話ゴッドファーザー】を見た。
4月期ドラマを見るのは、このドラマが初。1話完結。

映画「スティング」も真っ青のスケールの大きな、予測不能コン・ゲームで面白かった。「マルサの女」のパロディも登場する。【脚本】は、ドラマでは「相棒」シリーズや「リーガル・ハイ」などの古沢良太
 
ゴッドファーザー”の音楽が流れ映画ファンはニンマリ。
髪はオールバックにして、ドンもどき経済ヤクザを演じるのは江口洋介。大物然と振る舞い、手下を従えてファミリーを形成しているが、実は他人をまったく信頼していない。
 
この江口が最後に騙されるところが面白い。
それはちょうど、「地下室のメロディー」のラストで大金を失ったドロンかギャバンそのもの。長澤まさみが、弾けた詐欺師を魅力たっぷりに自在に演じて新境地を開いた印象。長澤まさみのドラマといってもいい。
 
・・・
ダー子(長澤まさみ)は、天才的な頭脳と抜群の集中力で、難解な専門知識も短期間でマスターしてしまうコンフィデンスウーマン信用詐欺師
 
高級ホテルのスイートルームに居を構える、破天荒な上に天然で、いい加減なところもある女性。猛勉強して「CA」になって、大掛かりな”仕事”に取り組む。

そんなダー子と組んでいるのは、お人よしで小心者ゆえにいつもダー子に振り回され、早く詐欺師稼業から足を洗って真っ当に生きたいと願っているボクちゃん(東出昌大)と、超一流の変装技術を持ち、生まれながらの品の良さを生かして相手を騙すリチャード(小日向文世)だ。  
 
ダー子が新たなターゲットとして目を付けたのは、公益財団あかぼしの会長・赤星栄介(江口洋介)。表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業にいそしむ名士だが、その裏では経済ヤクザとして暗躍し、日本のゴッドファーザーとも呼ばれる男だった。


 
赤星は何よりも仲間を大切にし、そのファミリーは鉄の結束で結ばれているとも言われていた。

ダー子は、国税庁からマークされている赤星が、莫大な現金資産を海外に持ち出そうともくろんでいると推測。貨物船舶の船長に扮したリチャードを赤星に接触させる。
 
ところが、なぜかその正体がバレてしまったリチャードは瀕死の重傷を負い、病院に収容されてしまう。詐欺師稼業をやめて一度はダー子のもとを離れていたボクちゃんは、知らせを受けてリチャードの敵を討つと決意。ダー子とともに赤星を騙すための作戦を立てるが・・・
 






















・・・
20億円の強奪に成功したものの、飛行機をチャーターしたり、地方の空港の看板を差し替えて国際便を飛ばすなどで、ターゲットを騙す費用を差し引いて、手元には、一人封筒に数百円という小銭しか残らないというのが笑わせる。
 
バカバカしいほど、何が本当で何が嘘かわからなくなるほどのどんでん返しの連続で、”騙される快感”がある。次回も楽しみ。久しぶりに「月9」ドラマを見ることになりそう。


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