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<span itemprop="headline">★ドラマ:「コンフィデンスマンJP」第6話「古代遺跡編」。</span>



長澤まさみ主演の月9ドラマコンフィデンスマンJP第6話「古代遺跡編」が放送され視聴率こそずば抜けて高いわけではないが、今クール(4月期)ドラマでは、内容の面白さ、再三の予想不可能な展開などで高い関心と評価を得ている。
 
本作は、信用詐欺師(=コンフィデンスマン)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語。脚本は古沢良太
 
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第6話「古代遺跡編」では、内村光良アメリカ帰りの売れっ子コンサルタント・斑井満(まだらい・みつる)でゲスト出演。

斑井の得意分野は、地方再生や町おこしで、地方に出向いては、聞こえのいいプロジェクトを持ちかけ、タダ同然で土地を買い上げ、産廃処理場などに転売する悪徳コンサルタントだ。


                  毎晩豪遊する悪徳コンサルタント

今回は、自転車で一人旅をしていたボクちゃん(東出昌大)が、山間にある十色村でラーメン店を営む夫妻と出会うところから物語がスタート。

十色村はさびれていたが、夫妻によれば、村の特産品などを販売する「ふるさとふれあいモール」が近々できるとのことで、彼らは昔のように村に活気が戻ることを期待していた。
 
その2年後、さぞにぎわっているだろうと、再び十色村を訪れたボクちゃんだったが、「ふるさとふれあいモール」が産廃処理場建設予定地に変わってしまった現実を目にする。
 
このプロジェクトを手がけたのは斑井(内村光良)。
ボクちゃんは、ダー子(長澤まさみ)、リチャード(小日向文世)に産廃処理場の建設工事を止める手助けを頼むことになるのだが・・・


  

            工事中止を目指し偽物の古代遺物を作るダー子たち

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主人公の信用詐欺師3人のこれまでの経歴、私生活などは描かれず、それだけに先入観も排除し、カメレオンのように毎回様々な業界に入り込んで、そこに蠢く悪者を退治するという、スカットした爽快感、展開が痛快。
 
特に主演の長澤まさみの変幻自在の七変化、コスチュームと、コメディエンヌぶりが大きな見所となっている。

古代遺跡編では、考古学というのは、発見できなくても、発見しようとして、発見できなくても、のめり込むこと自体が楽しいのだ、というドラマだった。
 
このドラマを見ていると、毎回、悪い人間も救われる、というような描き方で、ポジティブなところが受けているようだ。毎回、長澤まさみのぶっとび・・・とも言える弾けた演技が痛快・爽快なところが見所となっている。


  








予告編


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