長澤まさみ主演の月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」第6話「古代遺跡編」が放送された。視聴率こそずば抜けて高いわけではないが、今クール(4月期)ドラマでは、内容の面白さ、再三の予想不可能な展開などで高い関心と評価を得ている。
本作は、信用詐欺師(=コンフィデンスマン)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる物語。脚本は古沢良太。
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毎晩豪遊する悪徳コンサルタント
十色村はさびれていたが、夫妻によれば、村の特産品などを販売する「ふるさとふれあいモール」が近々できるとのことで、彼らは昔のように村に活気が戻ることを期待していた。
その2年後、さぞにぎわっているだろうと、再び十色村を訪れたボクちゃんだったが、「ふるさとふれあいモール」が産廃処理場建設予定地に変わってしまった現実を目にする。
工事中止を目指し偽物の古代遺物を作るダー子たち。
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主人公の信用詐欺師3人のこれまでの経歴、私生活などは描かれず、それだけに先入観も排除し、カメレオンのように毎回様々な業界に入り込んで、そこに蠢く悪者を退治するという、スカットした爽快感、展開が痛快。
「古代遺跡編」では、考古学というのは、発見できなくても、発見しようとして、発見できなくても、のめり込むこと自体が楽しいのだ、というドラマだった。
このドラマを見ていると、毎回、悪い人間も救われる、というような描き方で、ポジティブなところが受けているようだ。毎回、長澤まさみのぶっとび・・・とも言える弾けた演技が痛快・爽快なところが見所となっている。
予告編
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